特許
J-GLOBAL ID:200903022650511980

数値制御による工作機械の制御方法及び装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 石田 敬 (外4名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-080055
公開番号(公開出願番号):特開2000-271836
出願日: 1999年03月24日
公開日(公表日): 2000年10月03日
要約:
【要約】【課題】 送り軸の駆動手段のオーバーヒートを未然に防止しながら、加工能率の向上を達成する数値制御による工作機械の制御方法と装置を提供する。【解決手段】 駆動手段発熱量演算部31でサーボアンプ15bと送り軸モータ3から成る駆動手段の発熱量、温度をシミュレーション演算し、その発熱量と温度とから送り別発熱量演算部39で駆動手段の総発熱量、切削送り発熱量、切削負荷発熱量等を演算して、数値制御工作機械1の切削速度オーバライド値を切削送り速度オーバライド演算部27等で演算してNC装置に出力、有効化する。また、上記演算部31で演算した駆動手段の温度または温度データ演算部47で演算した温度、温度検出センサ49で検出した温度等に基づいて、送り別に加減速時定数τr 、τc の適正値を設定、記憶した初期値τr0、τc0に対する割合として演算、出力し、NC指令速度を制御する。
請求項(抜粋):
数値制御装置の読取解釈部から取り込んだ数値制御プログラムを実行指令部、補間部及びサーボ制御部を介して実行し、少なくとも1つの送り軸の駆動手段を制御する数値制御による工作機械の制御方法において、前記送り軸の早送り時及び切削送り時の加減速時定数、前記送り軸の駆動手段の許容される所定温度のデータ及び許容される所定発熱量のデータ等を予め設定し、前記数値制御プログラムの制御データに基づいて前記駆動手段の温度を演算し、前記演算した駆動手段の温度に応じて前記駆動手段の許容される発熱量を決定し、前記数値制御プログラムの制御データに基づいて前記駆動手段の所定時間内における総発熱量、早送り時の早送り発熱量及び切削送り時の切削送り発熱量を演算し、前記演算した所定時間内における総発熱量、早送り発熱量、切削送り発熱量と前記決定した許容される発熱量とをそれぞれ比較し、前記比較した結果に応じて前記送り軸の早送り及び切削送りの少なくともどちらか一方の送り動作時の加減速時定数を制御することを特徴とした数値制御による工作機械の制御方法。
IPC (3件):
B23Q 15/18 ,  B23Q 15/12 ,  G05B 19/416
FI (3件):
B23Q 15/18 ,  B23Q 15/12 Z ,  G05B 19/407 F
Fターム (11件):
3C001KA05 ,  3C001TA05 ,  3C001TC05 ,  5H269AB01 ,  5H269AB09 ,  5H269AB11 ,  5H269BB05 ,  5H269EE01 ,  5H269EE11 ,  5H269NN07 ,  5H269QB15
引用特許:
出願人引用 (3件) 審査官引用 (3件)

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