特許
J-GLOBAL ID:200903022707155026

高グリコシル化ゴナドトロピンを用いるダウン症候群の出生前のスクリーニング

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 斉藤 武彦 (外1名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-513008
公開番号(公開出願番号):特表2001-506744
出願日: 1997年09月05日
公開日(公表日): 2001年05月22日
要約:
【要約】ダウン症候群の出産前スクリーニングは生物学的テストサンプル中の例えば妊婦から得られた尿、血清又は血漿中の高グリコシル化ゴナドトロピン用の分析を包含する。高グリコシル化ゴナドトロピンは絨毛ゴナドトロピンの変異体母集団(ポピュレーション)、絨毛ゴナドトロピン-遊離β-サブユニット、β-コアフラグメント、及び/又はα-サブユニットからなり、これらは正常の胎児をもつ妊婦から得られるサンプル中で観察されるものと炭水化物含量が異なることを示す。正常のゴナドトロピン母集団を含有する対応する対照サンプルからの高グリコシル化ゴナドトロピン母集団の炭水化物含量の相違の定量的又は定性的観察又はダウン症候群中に見られる変異体種の直接観察は女性の胎児がダウン症候群をもつことを示す。典型的なスクリーンは炭水化物分析、イムノアッセイ、又はこれらの方法の組合せを含む。ある態様は炭水化物部分に対して反応するコンカナバリンAのようなレクチンを用いる。他の態様は少なくとも1つの高グリコシル化種に対する抗体を用いる。
請求項(抜粋):
妊婦の胎児のダウン症候群の存否をスクリーンする方法において、妊婦からの生化学試験試料を得、そして試料中の過グリコシル化ゴナドトロピンを観察してダウン症候群の存在を決定することを特徴とする上記方法。
IPC (3件):
G01N 33/53 ,  G01N 33/566 ,  G01N 33/76
FI (3件):
G01N 33/53 B ,  G01N 33/566 ,  G01N 33/76
引用特許:
出願人引用 (3件) 審査官引用 (3件)

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