特許
J-GLOBAL ID:200903022730156633

ステッピングモータの回転子位置推定方法とその装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (4件): 奥山 尚一 ,  有原 幸一 ,  松島 鉄男 ,  秋山 暢利
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-340441
公開番号(公開出願番号):特開2004-180354
出願日: 2002年11月25日
公開日(公表日): 2004年06月24日
要約:
【課題】ステッピングモータの駆動に際し、制御装置から出力される各相の指令電圧と、検出される前記モータの各相の駆動電流とから演算される回転子位置推定方法を提案する。【解決手段】制御装置5からステッピングモータ1の駆動装置3に入力する前記モータの各相に流す駆動電流を決定する指令電圧値と、前記駆動電流の値とを、誘起電圧推定演算装置12により算出された各相の誘起電圧に、回転子位置推定装置11における、あらかじめ求められて入力された前記モータの回転子位置に対応する正弦関数値と余弦関数値とを、それぞれの乗算し、その後、減算、増幅、積分及び加算して、その算出値を、前記モータの回転子推定位置(電気角)として、前記回転子位置に代えるようにそれぞれフィードバックして、繰り返し演算することにより、その算出値を前記回転子の推定位置としている。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
ステッピングモータの駆動に際し、 制御装置からモータ駆動装置に入力する前記モータの各相に流す駆動電流を決定するための電圧指令値と、電流検出器で検出される前記駆動電流の値とを、誘起電圧推定演算装置により前記各相の誘起電圧を算出し、 正弦関数発生器と余弦関数発生器とにより、あらかじめ求められ、又はあらかじめ推定されて入力された前記モータの回転子位置に対応するそれぞれの正弦関数値と余弦関数値とを、それぞれの乗算器により対応する前記算出された各相の誘起電圧にそれぞれ乗算し、 減算器により、前記それぞれの乗算器からの乗算されたそれぞれの出力の差を算出し、 前記減算器からの出力を第1の増幅器より増幅し、その出力を第1の積分器により積分演算をし、 前記第1の積分器からの出力を、並列的に、第2の積分器と第2の増幅器によりそれぞれ積分演算するとともに、増幅し、 加算器により、前記第2の積分器からの出力と前記第2の増幅器からの出力との和を算出して、 前記加算器からの算出電気角を、前記モータの回転子推定位置として、前記正弦関数発生器と前記余弦関数発生器の前記回転子位置に代えるようにそれぞれフィードバックして繰り返し演算することにより、前記加算器からの算出電気角を、前記回転子の推定位置とすることを特徴とするステッピングモータの回転子位置推定方法。
IPC (1件):
H02P8/00
FI (1件):
H02P8/00 303C
Fターム (8件):
5H580CA12 ,  5H580FA02 ,  5H580FA14 ,  5H580FA33 ,  5H580HH09 ,  5H580HH14 ,  5H580HH24 ,  5H580HH27
引用特許:
出願人引用 (4件)
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審査官引用 (4件)
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