特許
J-GLOBAL ID:200903022759269410

膨張弁

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 沼形 義彰 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-089878
公開番号(公開出願番号):特開平11-287536
出願日: 1998年04月02日
公開日(公表日): 1999年10月19日
要約:
【要約】【課題】 空気調和装置に装備される冷媒の膨張弁内に発生する冷媒通過音の低減を図る。【解決手段】 膨張弁10’は、弁本体30にレシーバ6より高圧冷媒が流入する第1の通路32’が切削加工により形成されており、弁本体30の下部には弁本体30の底部から軸方向に沿って弁室35’を構成する空間35aを通路33によって形成する。空間35aを形成する通路33と第1の通路32’とは、それ等の形成時に互いに干渉して形成され、その干渉する個所で絞り部323を構成している。即ち、第1の通路32’は、その通路の断面積の大きさが弁室35’の方向に順次小さくなる如く径が形成されており、この径の断面積の第1の通路32’に弁室35’を形成する通路33を干渉させて、絞り部323を構成する。この絞り部323は、直径3mm程度相当の断面積に形成される。この構成により液相冷媒中に混入される気泡は微細化され、冷媒通過音は低減される。
請求項(抜粋):
弁本体と、上記弁本体内に形成されてエバポレータに送り出される高圧冷媒が通る通路から上記冷媒が流入する弁室と、上記冷媒の流量を調整する上記弁室内に配された弁体と、上記エバポレータからコンプレッサに送り出される低圧冷媒の温度に応じて、上記弁体が駆動される膨張弁において、上記弁室が上記通路に干渉して形成された絞り部を有し、上記絞り部を介して上記冷媒が弁室に流入することを特徴とする膨張弁。
IPC (2件):
F25B 41/06 ,  F25B 41/00
FI (2件):
F25B 41/06 K ,  F25B 41/00 B
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • 膨張弁
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平6-283483   出願人:株式会社不二工機
  • 膨張弁
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平3-317726   出願人:株式会社テージーケー
  • 温度式膨張弁
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平7-042118   出願人:日本電装株式会社

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