特許
J-GLOBAL ID：200903022831320760

未燃灰によるダイオキシン類の固定化・分解方法及び装置

発明者：
堤 香津雄

堤 香津雄 について

, 
片畑 正

片畑 正 について


出願人/特許権者：
川崎重工業株式会社

川崎重工業株式会社 について


代理人 (1件)： 塩出 真一 (外1名)
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平9-368532
公開番号（公開出願番号）：特開平11-193919
出願日： 1997年12月29日
公開日（公表日）： 1999年07月21日
要約：
【要約】【課題】 ごみ等の塩素分を含む固体可燃物をガス化処理する際に発生する未燃炭素に、燃焼排ガス中のダイオキシン類を吸着させた後、吸着済未燃炭素を燃焼又は燃焼・焼却してダイオキシン類を熱分解させ、系外へ排出される灰分及び燃焼排ガス中のダイオキシン類を大幅に低減させる。また、熱的にもきわめて合理的な方法を提供する。【解決手段】 塩素分を含む固体可燃物をガス化炉10に供給してガス化させ、ガス化炉の生成ガスを固気分離器14に導入して未燃炭素と未燃ガスとに分離し、分離された未燃ガスを流動層ボイラ16で燃焼させ、流動層ボイラ16からの燃焼排ガスを脱塵処理する方法において、脱塵された燃焼排ガスと固気分離器14からの未燃炭素とをバグフィルタ式のダイオキシン類吸着装置38に導入して、未燃炭素と燃焼排ガスとを接触させて、燃焼排ガス中のダイオキシン類を未燃炭素に吸着させ、吸着済未燃炭素を流動層ボイラ16へ導入し燃焼させてダイオキシン類を熱分解させる。
請求項（抜粋）：
塩素分を含む固体可燃物をガス化炉に供給してガス化させ、ガス化炉の生成ガスを固気分離器に導入して未燃炭素と未燃ガスとに分離し、分離された未燃ガスを未燃ガス燃焼炉で燃焼させ、未燃ガス燃焼炉からの燃焼排ガスを脱塵処理する方法において、脱塵された燃焼排ガスと固気分離器からの未燃炭素とをバグフィルタ式のダイオキシン類吸着装置に導入して、未燃炭素と燃焼排ガスとを接触させて、燃焼排ガス中のダイオキシン類を未燃炭素に吸着させ、吸着済未燃炭素を未燃ガス燃焼炉へ導入し燃焼又は燃焼・溶融させてダイオキシン類を熱分解させることを特徴とする未燃灰によるダイオキシン類の固定化・分解方法。
IPC (10件)：
F23J 15/00 ZAB ,  F23J 15/00 ,  B01D 53/70 ,  B09B 3/00 ,  F23G 5/00 ZAB ,  F23G 5/00 115 ,  F23G 5/02 ZAB ,  F23G 5/027 ZAB ,  F23G 5/14 ZAB ,  F23G 5/14
FI (10件)：
F23J 15/00 ZAB J ,  F23G 5/00 ZAB ,  F23G 5/00 115 Z ,  F23G 5/02 ZAB A ,  F23G 5/027 ZAB Z ,  F23G 5/14 ZAB F ,  F23G 5/14 ZAB E ,  B01D 53/34 134 E ,  B09B 3/00 303 L ,  F23J 15/00 Z
引用特許：
審査官引用 (3件)
  • ごみ焼却処理方法及び装置
    公報種別：公開公報   出願番号：特願平8-114304   出願人：川崎重工業株式会社
  • 焼却装置
    公報種別：公開公報   出願番号：特願平6-224985   出願人：バブコック日立株式会社
  • 排ガスの処理方法
    公報種別：公開公報   出願番号：特願平5-312921   出願人：住友重機械工業株式会社

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