特許
J-GLOBAL ID:200903022855198800

電子写真感光体

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 池浦 敏明 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-103110
公開番号(公開出願番号):特開平8-278649
出願日: 1995年04月04日
公開日(公表日): 1996年10月22日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】 可視域から近赤外域に亘って高感度であり、繰り返し使用時においても帯電電位の減少、残留電位の上昇などのない静電特性の安定性に優れ、画像濃度の低下や地汚れの発生がなく、高寿命で高信頼性を有する単層型電子写真感光体を提供する。【構成】 導電性支持体上に光導電層を形成してなる電子写真感光体において、該光導電層が下記一般式(I)で表される少なくとも一つのジスアゾ顔料、X型無金属フタロシアニン、電荷輸送物質及び結着樹脂を含有する単一の層からなる電子写真感光体。〔但し、上記一般式(I)中、A及びBは、特定のカップラー残基を示す。〕
請求項(抜粋):
導電性支持体上に光導電層を形成してなる電子写真感光体において、該光導電層が、下記一般式(I)で表される少なくとも一つのジスアゾ顔料、X型無金属フタロシアニン、電荷輸送物質及び結着樹脂を含有する単一の層からなることを特徴とする電子写真感光体。【化1】〔但し、上記一般式(I)中、A及びBは、下記一般式(II)〜(VIII)で表されるカプラー残基を示す。【化2】{但し、上記一般式(II)中、X1、Y1及びZはそれぞれ以下のものを表す。X1:-OH、-NHCOCH3、又は-NHSO2CH3。Y1:-CON(R2)(R3)、-CONHN=C(R6)(R7)、-CONHN(R8)(R9)、-CONHCONH(R12)、水素原子、-COOH、-COOCH3、-COOC6H5、又はベンズイミダゾリル基。(R2、R3は水素原子、置換若しくは無置換のアルキル基、置換若しくは無置換のアリール基、置換若しくは無置換のヘテロ環基を示し、R2、R3はそれらに結合する窒素原子と共に環を形成しても良い。R6、R7は水素原子、置換若しくは無置換のアルキル基、置換若しくは無置換のアラルキル基、置換若しくは無置換のアリール基、置換若しくは無置換のスチリル基、置換若しくは無置換のヘテロ環基を示し、R6、R7はそれらに結合する炭素原子と共に環を形成しても良い。R8、R9は水素原子、置換若しくは無置換のアルキル基、置換若しくは無置換のアラルキル基、置換若しくは無置換のアリール基、置換若しくは無置換のスチリル基、置換若しくは無置換のヘテロ環基を示し、R8、R9は5員環あるいは6員環を形成してもよく、この場合5員環あるいは6員環は、縮合芳香族環を有しても良い。R12は置換若しくは無置換のアルキル基、置換若しくは無置換のアリール基、置換若しくは無置換のヘテロ環基を示す。)Z:ベンゼン環と結合してナフタレン環、アントラセン環、カルバゾール環、ベンゾカルバゾール環、ジベンゾカルバゾール環、ジベンゾフラン環、ベンゾナフトフラン環、及びジベンゾチオフェン環から選ばれる多環芳香族環又はヘテロ環を形成するのに必要な残基。これらの環には置換基が有ってもよい。}【化3】(R4は水素原子、置換若しくは無置換のアルキル基、又は置換若しくは無置換のアリール基を示す。)【化4】(R5は水素原子、置換若しくは無置換のアルキル基、又は置換若しくは無置換のアリール基を示す。)【化5】(Yは芳香族炭化水素の2価の基、又は窒素原子を環内に含むヘテロ環の2価の基を示す。)【化6】(Yは芳香族炭化水素の2価の基、又は窒素原子を環内に含むヘテロ環の2価の基を示す。)【化7】(R10は水素原子、低級アルキル基、カルボキシル基、又はそのエステルを示し、Ar1は置換若しくは無置換の芳香族炭化水素環基を示す。)【化8】(R11は水素原子、低級アルキル基、カルボキシル基、又はそのエステルを示し、Ar2は置換若しくは無置換の芳香族炭化水素環基を示す。)〕
IPC (2件):
G03G 5/06 347 ,  G03G 5/06 371
FI (2件):
G03G 5/06 347 B ,  G03G 5/06 371
引用特許:
出願人引用 (14件)
全件表示
審査官引用 (20件)
全件表示

前のページに戻る