特許
J-GLOBAL ID:200903022866361729

建設機械の油圧回路

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 浜田 治雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-118022
公開番号(公開出願番号):特開平7-324355
出願日: 1994年05月31日
公開日(公表日): 1995年12月12日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】 大慣性および小慣性のアクチュエータからなる建設機械の油圧回路において、これら両者の複合操作始動時に後者が過度に減速されるのを防止する。【構成】 ポンプライン12からタンク50へ接続したバイパスライン70上に、圧力補償付流量制御弁72と圧力発生手段74とを設け、各方向切換弁20,22,24から検出される各対応するアクチュエータ32,34,36の負荷圧力信号ライン52、54、56には、高圧選択手段58、60を介して全アクチュエータの全最大負荷圧力を検出する信号ライン76と、各小慣性アクチュエータ34、36の小慣性最大負荷圧力を検出する信号ライン78とを設ける。大慣性用補助弁44には、その開方向に大慣性アクチュエータの負荷圧力を、閉方向には全最大負荷圧力を印加し、各小慣性用各補助弁46、48には、その開方向に各小慣性アクチュエータの負荷圧力を、閉方向には小慣性最大負荷圧力を印加する。
請求項(抜粋):
1つの比較的大慣性のアクチュエータと1つもしくは複数の比較的小慣性のアクチュエータとからなり、これらのアクチュエータに対して、それぞれネガティブ制御可変容量ポンプのポンプライン吐出圧油を、分岐ポンプライン、クローズドセンタ型方向切換弁、アクチュエータラインを介して給排すると共に、その戻り油をそれぞれ前記方向切換弁および分岐タンクライン、絞り補助弁を介してパラレルにタンクへ排出する建設機械の油圧回路において、前記ポンプラインにタンクへ連通するバイパスラインを接続すると共に、このバイパスライン上に上流側から順に圧力補償付流量制御弁と圧力発生手段とを設け、前記絞り補助弁の中の大慣性アクチュエータ用の絞り補助弁には、その開方向にこの大慣性アクチュエータの負荷圧力およびばね圧を印加すると共に、閉方向には前記アクチュエータの負荷圧力の中の最大負荷圧力を印加し、一方各小慣性アクチュエータ用の各絞り補助弁には、その開方向には各対応する小慣性アクチュエータの負荷圧力およびばね圧を印加すると共に、閉方向には前記アクチュエータの負荷圧力の中から選定する特定圧力をそれぞれ印加し、前記圧力補償付流量制御弁には、その開方向にこの制御弁の上流側圧力を印加すると共に、閉方向には前記アクチュエータの負荷圧力の中の最大負荷圧力およびばね圧をそれぞれ印加して、前記圧力発生手段の上流側圧力を介して前記ネガティブ制御可変容量ポンプを制御するよう構成することを特徴とする建設機械の油圧回路。
IPC (3件):
E02F 9/22 ,  F15B 11/00 ,  F15B 11/05
引用特許:
出願人引用 (2件)
  • 再生油圧回路
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-107878   出願人:東芝機械株式会社
  • 特開平4-171301
審査官引用 (2件)
  • 再生油圧回路
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-107878   出願人:東芝機械株式会社
  • 特開平4-171301

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