特許

J-GLOBAL ID：200903022887949319

ソリッドモデル合成装置及びソリッドモデル合成方法

発明者： 沼尾 雅之 ,  増田 宏 ,  松澤 裕史
出願人/特許権者： 日本アイ・ビー・エム株式会社
代理人 (1件)： 合田 潔 (外5名)
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平6-233695
公開番号（公開出願番号）：特開平8-096164
出願日： 1994年09月28日
公開日（公表日）： 1996年04月12日
要約：

【要約】 (修正有)【目的】 図面データから精度のよいソリッドモデルを効率よく合成する。【構成】 形状面図データに基づいて閉領域を検出し得られた閉領域の閉領域リストを作成し100 、木構造を検出し200 、リストを閉領域の輪郭線の要素の記号及び該要素の接続関係の記号の集合である記号群に変換する300 。記号群に特定記号を有する記号群がある場合に該記号に基づいて該記号群を複数の記号群に分割する400 。複数の記号群のマッチングを行い500 、閉領域の属性、例えば面積を検出する600 。記号群から同一形状の閉領域の記号群を類別し、該類別された記号群から同一面積の閉領域の記号群を類別する700 。同一形状でかつ同一面積の閉領域の記号群から同一形状でかつ同一面積の閉領域の子供を持つ閉領域の記号群を類別し800 、ソリッドモデルを合成する900 。

請求項（抜粋）：

入力した3次元形状を表現した図面データに基づいて輪郭線で構成される複数の閉領域を検出する閉領域検出手段と、前記検出された閉領域に基づいて前記図面データを前記検出された閉領域毎の図面データの集合である複数の図面データ群に分類する図面データ群分類手段と、前記複数の図面データ群を閉領域の輪郭線を構成する要素を表す第1の記号及び該要素の接続関係を表す第2の記号の集合である複数の記号群に変換する記号群変換手段と、前記検出された閉領域間の位置情報を検出する位置情報検出手段と、前記分類された図面データ群に基づいて前記複数の閉領域の各々の属性を検出する属性検出手段と、前記第1の記号及び前記第2の記号、前記位置情報及び前記属性の少なくとも1つに基づいて前記変換された複数の記号群を前記閉領域の種類に応じて類別する記号群類別手段と、前記類別された記号群に基づいて前記検出された閉領域を立体化する立体化手段と、前記検出された位置情報に基づいて前記立体化された閉領域を組み合わせることにより前記3次元形状のソリッドモデルを合成するソリッドモデル合成手段と、を備えたソリッドモデル合成装置。