特許
J-GLOBAL ID:200903022911502231

メモリ分散型並列計算機による連立1次方程式計算処理方法および計算機

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小笠原 吉義 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-062241
公開番号(公開出願番号):特開平7-271760
出願日: 1994年03月31日
公開日(公表日): 1995年10月20日
要約:
【要約】【目的】ブロック化した外積型のLU分解法により連立1次方程式を解くメモリ分散型並列計算機による連立1次方程式計算処理方法および計算機に関し,各プロセッサのLU分解の負荷を均等にするとともに,実質的なデータ転送コストを削減し,並列性を高めて高速化を図ることを目的とする。【構成】データを列ベクトルを束ねたブロックレベルでサイクリックな配置に並列転送で並べ換え,LU分解時に行列積の計算対象となるデータを分割し,分割したデータに対する行列積の計算と,データ転送とを並列に同時に実行し,LU分解した結果について,データを元の配置に戻し,さらに行列を行ベクトル方向に分割した配置になるように並べ換え,並列に前進/後進代入の処理を行う。
請求項(抜粋):
複数のプロセッサを備え,各プロセッサ間でデータ転送を行うことのできるメモリ分散型並列計算機(1) を用い,係数行列を各プロセッサに分配して,ブロック化した外積型のLU分解法により連立1次方程式を解くメモリ分散型並列計算機による連立1次方程式計算処理方法において,前記メモリ分散型並列計算機の各プロセッサに分散されて配置されているLU分解の対象となる行列を,列ベクトルを束ねたブロックレベルでサイクリックな配置に並列転送でもって動的に配置しなおす処理過程と,各プロセッサに配置されたブロックについてLU分解を行う処理過程と,LU分解した結果について前進/後進代入処理を実行する処理過程とを有することを特徴とするメモリ分散型並列計算機による連立1次方程式計算処理方法。
IPC (3件):
G06F 17/12 ,  G06F 15/16 390 ,  G06F 17/16
FI (2件):
G06F 15/324 ,  G06F 15/347 K
引用特許:
出願人引用 (3件)
  • 特開平4-365171
  • 特開平4-355878
  • LU分解処理方式
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平3-198178   出願人:富士通株式会社
審査官引用 (3件)
  • 特開平4-365171
  • 特開平4-355878
  • LU分解処理方式
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平3-198178   出願人:富士通株式会社

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