特許
J-GLOBAL ID:200903023018598324

動電型スピーカ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 高山 道夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-259096
公開番号(公開出願番号):特開2003-070095
出願日: 2001年08月29日
公開日(公表日): 2003年03月07日
要約:
【要約】【課題】 ヤング率が高くて軽く適度な損失を有するという振動板の材質は互いに相反するものであり、これらをバランスよく両立させるための工夫が必要である。【解決手段】 逆ドームスピーカ1の磁気回路はマグネット7,ヨーク8,プレート6から構成し、磁気ギャップ4にボイスコイル15を設置する。逆ドーム振動板10は、裏面側を損失の多い材料の一層部分3aとし表面側を音速の大きい材料の二層部分3bとする構造の二層抄きであり、さらに、コイルボビン12が接合される円周上の位置に複数のスリット13を設ける。コイルボビン12には複数の舌片14を形成し、複数のスリット13を貫通させて逆ドーム振動板10とコイルボビン12とを接着剤を用いて放射面側で接合する。これにより、一層,二層双方の特性を活かせる。逆ドーム振動板10はエッジ16、コイルボビン12はダンパ9を介してフレーム5に保持される。
請求項(抜粋):
内磁型あるいは外磁型の磁気回路の磁気ギャップ(4)にコイルボビン(12)に巻着したボイスコイル(15)を設置し、このコイルボビン(12)と振動板(3)とを接合した動電型スピーカにおいて、振動板(3)の裏面側は損失の多い材料の一層部分(3a)とし、表面側はヤング率の高い材料の二層部分(3b)とする構造の二層抄きであり、さらに、コイルボビン(12)が接合される円周上の位置に複数のスリット(13)が設けられており、コイルボビン(12)の上部にはこれらの複数のスリット(13)に対応する複数の舌片(14)が形成されており、これらの複数の舌片(14)を複数のスリット(13)に貫通させて、少なくとも振動板(3)の表面側の二層部分(3b)と前記複数の舌片(14)を接着することを必須として振動板(3)とコイルボビン(12)を接合することを特徴とする動電型スピーカ。
IPC (3件):
H04R 9/04 105 ,  H04R 7/12 ,  H04R 9/02 102
FI (3件):
H04R 9/04 105 A ,  H04R 7/12 A ,  H04R 9/02 102 A
Fターム (6件):
5D012BB02 ,  5D012CA04 ,  5D012FA02 ,  5D012FA03 ,  5D016AA08 ,  5D016FA02
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • スピーカ装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平8-165845   出願人:ソニー株式会社
  • 特開平1-215200
  • 特開平1-215200

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