特許
J-GLOBAL ID:200903023034567943
ステアリング用ダイナミックダンパ装置
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
笠井 美孝
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-229681
公開番号(公開出願番号):特開2003-040112
出願日: 2001年07月30日
公開日(公表日): 2003年02月13日
要約:
【要約】【課題】 テレスコピックステアリングコラムを備えた自動車のステアリング機構におけるステアリングホイールの振動に対して、少ないダイナミックダンパの装着数で、有効な制振効果を安定して発揮し得る、新規な構造のダイナミックダンパ装置を提供することを目的とする。【解決手段】 ステアリングコラムまたはステアリングホイール12に対してマス部材26をバネ部材28で弾性的に支持せしめることによって構成されたダイナミックダンパ30を互いに独立して複数設けて、それら複数のダイナミックダンパ30a,30bの固有振動数を、ステアリングホイール12における固有振動数のテレスコピックステアリングコラム14の伸縮に伴う周波数変化幅の領域内で、該周波数変化幅の中央値を挟んだ低周波数側と高周波数側の両方にそれぞれ存在するように設定すると共に、互いに隣接して設定された二つのダイナミックダンパ30a,30bの固有振動数の差の値が、何れも、該ステアリングホイール12における固有振動数の値の10〜40%となるようにした。
請求項(抜粋):
テレスコピックステアリングコラムを備えた自動車のステアリング機構におけるステアリングホイールの振動を低減するためにステアリングコラムまたはステアリングホイールに装着されるステアリング用ダイナミックダンパ装置において、前記ステアリングコラムまたは前記ステアリングホイールに対してマス部材をバネ部材で弾性的に支持せしめることによって構成されたダイナミックダンパを互いに独立して複数設けて、それら複数のダイナミックダンパの固有振動数を、前記ステアリングホイールにおける固有振動数の前記テレスコピックステアリングコラムの伸縮に伴う周波数変化幅の中央値を挟んだ低周波数側と高周波数側の両方で該周波数変化幅の領域内にそれぞれ少なくとも一つ存在するように設定すると共に、互いに隣接して設定された二つのダイナミックダンパの固有振動数の差の値が、何れも、該ステアリングホイールにおける固有振動数の中央値の10〜40%となるようにしたことを特徴とするステアリング用ダイナミックダンパ装置。
IPC (2件):
FI (2件):
Fターム (5件):
3D030CA09
, 3D030DA84
, 3J048AA06
, 3J048BF02
, 3J048EA22
引用特許:
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