特許
J-GLOBAL ID:200903023042986440

光束径拡大光学素子、映像表示装置およびヘッドマウントディスプレイ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 佐野 静夫 ,  山田 茂樹
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2006-038819
公開番号(公開出願番号):特開2007-219106
出願日: 2006年02月16日
公開日(公表日): 2007年08月30日
要約:
【課題】簡単な構成で色むらの発生を抑える。【解決手段】導光部材2の面2a・2b上に、HOE31・32をそれぞれ配置する。外部からの導光部材2への入射光は、導光部材2内で全反射するようにHOE31にて回折され、HOE32に導かれる。HOE32では、導光部材2内を導光されて入射する光の一部が、回折効率に応じて導光部材2への入射光とほぼ平行に外部に射出するように回折されるとともに、残りの光が全反射される。HOE32では、このような射出と全反射とが繰り返される。HOE31・32は、それぞれ、n種類(nは2以上の自然数)の波長の光をほぼ同じ角度に回折するn種類のピッチの干渉縞を有しているので、外部からn種類の波長の光が導光部材2に入射したときでも、HOE32から外部に射出される光の射出ピッチを、n種類の波長の光同士でほぼ同じにすることができる。【選択図】図1
請求項(抜粋):
入射光の光束径を拡大して射出する光束径拡大光学素子であって、 互いに対向する2面を持ち、上記2面のそれぞれが互いに平行な平面を有する導光部材と、 上記導光部材の平面上の異なる部位に保持される複数の体積位相型のホログラフィック回折光学素子とを備え、 上記ホログラフィック回折光学素子は、 外部からの上記導光部材への入射光を上記導光部材内で全反射するように回折する第1のホログラフィック回折光学素子と、 上記導光部材内を導光されて入射する光の一部を回折効率に応じて上記導光部材への入射光とほぼ平行に外部に射出するように回折するとともに、残りの光を全反射する第2のホログラフィック回折光学素子とを含み、 nを2以上の自然数とすると、 上記第1のホログラフィック回折光学素子および上記第2のホログラフィック回折光学素子は、それぞれ、n種類の波長の光をほぼ同じ角度に回折するn種類のピッチの干渉縞を有していることを特徴とする光束径拡大光学素子。
IPC (2件):
G02B 5/32 ,  G02B 27/02
FI (2件):
G02B5/32 ,  G02B27/02 Z
Fターム (7件):
2H049CA04 ,  2H049CA08 ,  2H049CA09 ,  2H049CA15 ,  2H049CA17 ,  2H049CA22 ,  2H049CA28
引用特許:
出願人引用 (2件)
  • 米国特許第6580529号明細書
  • 米国特許第6805490号明細書
審査官引用 (2件)
  • 特許第6580529号
  • 観察光学系
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2001-115970   出願人:オリンパス光学工業株式会社

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