特許
J-GLOBAL ID:200903023084762690

スタータ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 石黒 健二
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2005-053057
公開番号(公開出願番号):特開2006-233930
出願日: 2005年02月28日
公開日(公表日): 2006年09月07日
要約:
【課題】ピニオン5のリングギヤ7への噛み合い性を向上させることで、例えば、アイドルストップシステムを搭載する車両にも採用できるドライブスプリング噛合方式のスタータ1を提供する。【解決手段】電磁スイッチ6の作動に伴い、ピニオン軸4と一体に反モータ方向へ移動したピニオン5がリングギヤ7に当接した後、シフトレバー27を介してピニオン5の端面に作用する押し込み力をN、ピニオン移動体の質量をgとした時に、g/Nが6以下に設定されている。この場合、g/Nが6を超えるスタータと比較して、ピニオン移動体の質量gに対する押し込み力Nが大きくなり、ピニオン5のリングギヤ7への噛み合い性が向上するため、スタータ1の噛合寿命が長くなる。これにより、例えば、アイドルストップシステムを搭載する車両にも適用可能な耐久性に優れたスタータ1を提供できる。【選択図】図1
請求項(抜粋):
回転力を発生するモータと、 エンジンのリングギヤに噛み合い可能なピニオンを有し、このピニオンと一体に軸方向に移動可能に設けられ、前記モータの回転力が伝達されて回転するピニオン移動体と、 前記モータのメイン接点を開閉する電磁スイッチとを備え、 この電磁スイッチの作動力がシフトレバーを介して前記ピニオン移動体に伝達されることで、前記ピニオン移動体が反モータ方向へ移動して、前記ピニオンがエンジンのリングギヤに噛み合わされるスタータにおいて、 反モータ方向へ移動した前記ピニオンが前記リングギヤに当接した後、前記シフトレバーを介して前記ピニオン移動体を前記リングギヤ側に付勢する付勢手段を備え、この付勢手段により、前記リングギヤに当接する前記ピニオンの端面に付与される付勢力をN[単位N]とし、前記ピニオン移動体の質量をg[単位g]とした時に、g/Nが6以下に設定されていることを特徴とするスタータ。
IPC (2件):
F02N 15/06 ,  F02N 15/02
FI (4件):
F02N15/06 D ,  F02N15/06 C ,  F02N15/06 E ,  F02N15/02 G
引用特許:
出願人引用 (1件)
  • 実開平2-87967号公報
審査官引用 (3件)
  • スタータ
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2003-165201   出願人:株式会社デンソー
  • スタータ
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2003-095880   出願人:株式会社デンソー
  • 回転電機
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2003-272767   出願人:株式会社デンソー

前のページに戻る