特許
J-GLOBAL ID:200903026238151508
スタータ
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
石黒 健二
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2003-165201
公開番号(公開出願番号):特開2005-002834
出願日: 2003年06月10日
公開日(公表日): 2005年01月06日
要約:
【課題】ピニオン5とリングギヤ20との噛み合い性を長期に渡って良好に維持でき、信頼性の高いスタータ1を提供すること。【解決手段】ピニオン5は、リングギヤ20に衝突して移動が停止した後、ピニオンスプリング21を押し縮めながら、ヘリカルスプラインと直スプラインとの作用により、相対的に出力軸3上を後退する。このピニオン5の後退量は、モータ2のメイン接点が閉じる前に、自身の周方向に隣り合う歯と歯の間隔(ピッチ)の1/2ピッチ以上回転できる量に相当する。従って、モータ2のメイン接点が閉じる前に、ピニオン5がリングギヤ20と噛み合い可能な位置まで回転すると、ピニオンスプリング21の反力によりピニオン5が押し出されて、リングギヤ20に噛み合うことができる。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
回転力を発生するモータと、
このモータの回転力が伝達されて回転するスプラインチューブと、
自身の一端側が前記スプラインチューブ内に挿入され、互いのスプライン部同士が噛み合う第1のスプライン結合によって前記スプラインチューブに支持される出力軸と、
この出力軸の他端側軸上に配置され、互いのスプライン部同士が噛み合う第2のスプライン結合によって前記出力軸に支持されるピニオンと、
このピニオンをエンジンのリングギヤ方向へ付勢するピニオンスプリングと、
前記出力軸を軸方向に移動させる力を発生すると共に、前記モータのメイン接点を開閉する働きを有する電磁スイッチと、
前記出力軸と前記電磁スイッチとの間に配設されるドライブスプリングとを備え、前記第1のスプライン結合と前記第2のスプライン結合の少なくとも一方がヘリカルスプライン結合であるスタータであって、
前記ピニオンがリングギヤに噛み合うことなく前記ピニオンと前記リングギヤとが軸方向に衝突した状態から、前記メイン接点が閉じる前に、前記ピニオンが、前記出力軸の移動に伴い、自身の周方向に隣り合う歯と歯の間隔の1/2ピッチ以上の回転を許容できる様に、前記第1のスプライン結合及び前記第2のスプライン結合にて噛み合う前記スプライン部の長さ及び捩じり角が設定され、 前記ピニオンが前記リングギヤに噛み合うことなく、前記リングギヤに衝突した後、前記メイン接点が閉じる前に、前記ピニオンが前記1/2ピッチ回転する間に前記リングギヤと噛み合い可能な位置まで回転した時点で、前記ピニオンスプリングの反力により前記ピニオンを押し込んで前記リングギヤに噛み合わせる第1の噛合手段と、
この第1の噛合手段により、前記ピニオンと前記リングギヤとの噛み合いが出来なかった場合に、前記メイン接点が閉じて前記モータが回転することにより、前記ピニオンが前記リングギヤと噛み合い可能な位置まで回転した時点で、前記ドライブスプリングの反力と前記ピニオンスプリングの反力とを合わせた合成反力により、前記ピニオンを押し込んで前記リングギヤに噛み合わせる第2の噛合手段とを有することを特徴とするスタータ。
IPC (2件):
FI (6件):
F02N15/02 H
, F02N15/02 E
, F02N15/02 G
, F02N15/02 M
, F02N15/06 C
, F02N15/06 D
引用特許:
審査官引用 (4件)
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一方向クラッチ
公報種別:公開公報
出願番号:特願2001-145915
出願人:株式会社デンソー
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特開平3-115776
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スタータ
公報種別:公開公報
出願番号:特願平7-332315
出願人:株式会社デンソー
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スタータ
公報種別:公開公報
出願番号:特願平5-203987
出願人:日本電装株式会社
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