特許
J-GLOBAL ID:200903023122087811

自動変速機の制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 川合 誠 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-268844
公開番号(公開出願番号):特開平9-112673
出願日: 1995年10月17日
公開日(公表日): 1997年05月02日
要約:
【要約】【課題】渋滞時において、ニュートラル制御による燃費を良くするという効果を低下させることがなく、ヒルホールド用のブレーキの耐久性を向上させる。【解決手段】クラッチの係合によってロックし、前進1速を達成するワンウェイクラッチF2と、クラッチの係合と共に係合させられて前進2速を達成するとともに、車両の後退を阻止する方向にワンウェイクラッチF2をロックさせるブレーキを有する。制御装置は、車両が渋滞路を走行しているかどうかを判断する渋滞路走行判断手段101と、車両停止状態を検出する停止状態検出手段102と、車両停止状態が検出されているときにクラッチをほぼ解放状態にするクラッチ解放手段103と、クラッチがほぼ解放状態にされているときに、ブレーキを係合させるブレーキ係合手段104と、車両が渋滞路を走行している場合に、ブレーキを係合状態に保持するブレーキ保持手段105とを備える。
請求項(抜粋):
エンジンと連結された流体伝動装置と、前進走行レンジが選択されたときに係合させられて前記流体伝動装置からの回転を変速装置の変速機構に伝達するクラッチと、該クラッチの係合によってロックし、前進1速を達成するワンウェイクラッチと、前記クラッチの係合と共に係合させられて前進2速を達成するとともに、係合させられた状態において車両の後退を阻止する方向に前記ワンウェイクラッチをロックさせるブレーキと、制御装置とを有するとともに、該制御装置は、車両が渋滞路を走行しているかどうかを判断する渋滞路走行判断手段と、前記前進走行レンジが選択され、アクセルペダルが解放され、ブレーキペダルが踏み込まれ、車速がほぼゼロである車両停止状態を検出する停止状態検出手段と、車両停止状態が検出されているときに前記クラッチをほぼ解放状態にするクラッチ解放手段と、該クラッチ解放手段によって前記クラッチがほぼ解放状態にされているときに、前記ブレーキを係合させるブレーキ係合手段と、前記渋滞路走行判断手段によって車両が渋滞路を走行していると判断された場合において、少なくともアクセルペダルの踏込みが小さく車速が低いときに、前記ブレーキを係合状態に保持するブレーキ保持手段とを備えることを特徴とする自動変速機の制御装置。
IPC (6件):
F16H 61/02 ,  F16H 61/20 ,  F16H 59:18 ,  F16H 59:44 ,  F16H 59:54 ,  F16H 59:66
FI (2件):
F16H 61/02 ,  F16H 61/20
引用特許:
審査官引用 (3件)

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