特許
J-GLOBAL ID:200903023125742373

インクジェットプリント装置、インクジェットプリント方法、プログラムおよび該プログラムを格納したコンピュータにより読取可能な記憶媒体

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 西山 恵三 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-060165
公開番号(公開出願番号):特開2003-034021
出願日: 2002年03月06日
公開日(公表日): 2003年02月04日
要約:
【要約】【課題】 プリント装置において、プリントヘッドの双方向走査によるプリントに起因した、走査範囲の特に両端部で生じる黒インクとカラーインクの吐出時間差による濃度むらを、全体としてプリント速度をそれほど低下させずに低減し、高画質のプリントを行なうことを可能とする。【解決手段】 1バンド内を主走査方向に複数のエリアに分割し、それぞれのエリアに付与される黒インクおよびカラーインクのドット数をカウントし(S705)、黒、カラーが共にそれぞれの閾値を超えるエリアがある場合には(S706)、そのエリア数をカウントして(S707)、その数が所定数以上のときは(S708)、上記の濃度むらが生じる可能性が高いとして、双方向プリントから片方向プリントへ切り替える(S709)。
請求項(抜粋):
複数の異なる種類のインクを吐出するためのプリントヘッドの往方向への主走査と復方向への主走査の両方の主走査によってプリント媒体に対しプリントを行なう双方向プリントモード、および、前記プリントヘッドの往方向への主走査あるいは復方向への主走査の一方の主走査によってプリント媒体に対しプリントを行なう片方向プリントモードを実行可能なインクジェットプリント装置であって、前記プリント媒体上の所定領域に対応するプリントデータに基づき、前記複数の異なる種類のインクそれぞれについて前記所定領域に付与されるインク量に関する情報を取得する取得手段と、前記取得手段が取得した情報に基づき、前記複数の異なる種類のインクそれぞれの付与量がインク毎に対応して定められたそれぞれの所定量を越えるか否かを判定する判定する判定手段とを有し、前記判定手段が、(a)前記複数の異なる種類のインクそれぞれの付与量がともにそれぞれの前記所定量を越えると判定した場合、前記片方向プリントモードにより前記所定領域に対するプリントを行い、(b)前記複数の異なる種類のインクそれぞれの付与量のいずれか1つが前記所定量を越えないと判定した場合、前記双方向プリントモードにより前記所定領域に対するプリントを行うことを特徴とするインクジェットプリント装置。
Fターム (9件):
2C056EA05 ,  2C056EA12 ,  2C056EB48 ,  2C056EB49 ,  2C056EC11 ,  2C056EC66 ,  2C056EC80 ,  2C056EE14 ,  2C056FA11
引用特許:
審査官引用 (5件)
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