特許
J-GLOBAL ID:200903023127602838

クッション機能を備えた油圧シリンダ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 恩田 博宣 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-049949
公開番号(公開出願番号):特開2003-247510
出願日: 2002年02月26日
公開日(公表日): 2003年09月05日
要約:
【要約】【課題】簡単な構成でクッション機能を発揮させることができるとともに、軽量化を図ることができるクッション機能を備えた油圧シリンダを提供する。【解決手段】油圧シリンダ11はシリンダチューブ12と、ピストン13と、ピストン13に連結された中空状のロッド本体14とより主に構成されている。ロッド本体14の周壁には、第1及び第2絞り孔17a,17bが形成されている。そして、油圧シリンダ11が最伸長状態に達する前、ロッド本体14の外周面とシリンダヘッド16の内周面との摺接により第1絞り孔17aが徐々に塞がれていく。すると、ロッド側作動油室19に加わる作動油圧が徐々に上昇していき、その上昇に伴いピストン13がシリンダチューブ12のボトム側へ押圧される。その結果、ピストン13の摺動速度が徐々に減速され、油圧シリンダ11にクッション機能が発揮される。
請求項(抜粋):
シリンダチューブ内に、筒状をなすロッド本体が連結されたピストンが摺動可能に装着されているとともに、当該ピストンによりシリンダチューブ内がロッド側とボトム側の2つの作動油室に区画された油圧シリンダにおいて、前記ロッド本体の周壁にロッド本体内及び前記ロッド側の作動油室と連通する絞り孔が形成されているとともに、ピストンにはロッド本体内と連通する連通口が形成され、ロッド本体内への作動油の供給により前記連通口からボトム側の作動油室へ作動油が供給されてピストンが摺動し、その摺動に伴ってロッド側の作動油室内の圧力が上昇して作動油が絞り孔からロッド本体内へ還流され、ロッド本体がシリンダチューブに対して最伸長の状態に達する前に、前記絞り孔がシリンダチューブの内周面に絞られることにより作動油室からロッド本体内へ還流する作動油量が絞られてロッド側の作動油室の圧力が高められ、クッション圧力を発生させてピストンの摺動速度を減速させることを特徴とするクッション機能を備えた油圧シリンダ。
IPC (3件):
F15B 15/22 ,  F15B 15/14 350 ,  F15B 15/14 380
FI (3件):
F15B 15/22 D ,  F15B 15/14 350 ,  F15B 15/14 380 B
Fターム (8件):
3H081AA02 ,  3H081AA03 ,  3H081BB02 ,  3H081CC15 ,  3H081CC23 ,  3H081DD13 ,  3H081FF33 ,  3H081HH08
引用特許:
審査官引用 (1件)

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