特許
J-GLOBAL ID:200903023164382392

可燃固体のガス化装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 藤岡 徹
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-218311
公開番号(公開出願番号):特開平8-060164
出願日: 1994年08月22日
公開日(公表日): 1996年03月05日
要約:
【要約】【目的】 小型かつ簡単な構造で、環境汚染を回避でき、安全・安定で高能率な可燃物を含有する固体物質の加熱ガス化装置を提供することを目的とする。【構成】 端部に開口部を有し軸線1まわりに回転する内部筒状体2と、両端部に開口部をもつ外部筒状体3を備え、外部筒状体3は内部筒状体2との間に燃焼ガス流路空間4を形成し、内部筒状体2は内部空間を複数に区分する仕切壁6と、傾斜して仕切壁に取りつけられた複数のガイド板を有し、区分された空間同士は一端部と他端部寄りで一部連通しており、内部筒状体2の回転中に仕切壁6の両面はそれぞれ同一側の位置にきたときに、ガイド板7が逆傾斜になっており、内部筒状体2内で発生する可燃ガス及び生成される固体残留物の少なくとも一方を燃焼しその燃焼ガスを燃焼ガス流路空間4に供給する燃焼装置20が設けられている。
請求項(抜粋):
伝熱材料から成り回転軸線がほぼ水平で該軸線方向での一端部に、原料等の投入部をもち、該一端部あるいは他端部に該原料等が加熱された固体残留物の排出のための開口部を有する内部筒状体と、該内部筒状体の軸線と実質的に共通の軸線をもち該軸線方向での一端部に排出口と他端部に開口部をもつ外部筒状体とを備え、該外部筒状体は上記内部筒状体との間に環状空間を形成し、内部筒状体は、内部空間を複数に区分する上記軸線にほぼ平行な仕切壁と、軸線に対して傾斜して軸方向に併設されるように該仕切壁の各面に取りつけられた複数のガイド板を有し、該仕切壁により区分された空間の少なくとも2個の空間同士は一端部と他端部寄りの位置で一部連通しており、上記仕切壁の各面でのガイド板は、内部筒状体の回転中に仕切壁の面がそれぞれ同一側の位置にきたときに少なくとも仕切壁の一つの面に設置されたガイド板の傾斜が他の面のガイド板と逆方向になるように設置されており、上記内部筒状体の少なくとも一つの開口部のうち固体残留物の排出のための開口部に連通して、上記内部筒状体内で加熱される原料等から発生する可燃ガス及び可燃ガスを発生して生成される固体残留物を受けて上記可燃ガス及び固体残留物の少なくとも一方を燃焼せしめる燃焼装置が、内部筒状体と外部筒状体の間の空間に燃焼ガスを送入するように接続されていることを特徴とする可燃固体のガス化装置。
IPC (2件):
C10J 3/00 ,  C10G 1/10
引用特許:
出願人引用 (7件)
  • 特開平1-310290
  • 回転炉
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平6-153376   出願人:東海高熱工業株式会社
  • 特開昭50-109878
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