特許
J-GLOBAL ID:200903023170883255

沸騰水型原子力プラント及びその起動運転方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鵜沼 辰之
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-001151
公開番号(公開出願番号):特開平8-189994
出願日: 1995年01月09日
公開日(公表日): 1996年07月23日
要約:
【要約】【目的】 沸騰水型原子力プラントの核燃料要素の接水表面に安定な酸化皮膜を起動運転期間中に形成し耐食性を向上する。【構成】 原子炉停止状態から定格出力運転状態に至るまでの起動運転期間中に、一次冷却水中の溶存酸素濃度または過酸化水素濃度またはイオン濃度を制御することで核燃料要素の接水表面に安定な酸化皮膜を形成する。停止状態だった原子炉に核燃料集合体15を装荷後、各ポンプにより一次冷却水を循環させポンプの発熱により徐々に加熱したのち核燃料の核反応を開始させる。この段階で、ガス又は薬剤注入系12から水素ガスまたは亜酸化物を注入し、炉水の放射線分解により上昇する実効酸素濃度を、300ppb以下に低減する。【効果】 核燃料要素の接水表面に安定、緻密な酸化皮膜を形成することができ、工場での予備酸化を行うことなく、耐食性を向上できる。
請求項(抜粋):
沸騰水型原子力プラントにおいて、原子炉停止状態から定格出力運転状態に至るまでの起動運転期間中に、一次冷却水中の溶存酸素濃度または過酸化水素濃度またはイオン濃度を低く制御することを特徴とする沸騰水型原子力プラントの起動運転方法。
IPC (2件):
G21D 3/08 GDB ,  G21D 1/00 GDB
引用特許:
審査官引用 (11件)
  • 特開昭54-039791
  • 原子炉起動時における炉水水質悪化抑制方法
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平3-165480   出願人:株式会社東芝
  • 特開昭57-003085
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