特許
J-GLOBAL ID:200903023213562555

圧縮機

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 伊藤 洋二 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-245694
公開番号(公開出願番号):特開平11-082351
出願日: 1997年09月10日
公開日(公表日): 1999年03月26日
要約:
【要約】【課題】 給油通路が異物により閉塞されることを防止する。【解決手段】 パッキン108に給油通路114を形成し、かつ、給油通路114の途中のリアハウジング105に給油通路114の通路断面積を拡大させる異物貯溜空間150を形成する。これにより、貯油室130から給油通路114を流通してきた潤滑油は、異物貯溜空間150で急拡大するので、異物貯溜空間150で潤滑油の流速が低下する。このため、急拡大する潤滑油と共に異物が貯溜空間150の底部に向けて拡散して異物が異物貯溜空間150に滞留するので、給油通路114が異物により閉塞されることを防止することができる。
請求項(抜粋):
流体と共に潤滑油を吸入することにより、流体を吸入圧縮する圧縮機構(110)を潤滑する圧縮機であって、前記圧縮機構(110)を収納する第1ハウジング(111)と、前記圧縮機構(110)から吐出される流体の脈動を平滑化する吐出室(120)を構成する第2ハウジング(105)と、前記吐出室(120)内の流体中から潤滑油を分離するオイルセパレータ(140)と、前記両ハウジング(105)間の隙間を密閉する薄板状のガスケット(108)とを備え、前記ガスケット(108)に所定形状の孔(108a)を設けることにより、前記オイルセパレータ(140)にて分離された潤滑油を前記圧縮機構(110)に還流させる給油通路(114)が形成されており、さらに、前記給油通路(114)の途中には、前記給油通路(114)内を流通する潤滑油の流通方向に交差する方向に陥没して前記給油通路(114)の通路断面積を拡大する貯溜空間(150)が形成されていることを特徴とする圧縮機。
IPC (4件):
F04C 29/02 341 ,  F04C 29/02 351 ,  F04C 18/02 311 ,  F25B 43/02
FI (4件):
F04C 29/02 341 Z ,  F04C 29/02 351 D ,  F04C 18/02 311 Y ,  F25B 43/02 A
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • 特開平4-175492
  • 圧縮機の給油構造
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平6-115696   出願人:株式会社豊田自動織機製作所
  • 特開平4-081591

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