特許
J-GLOBAL ID:200903023253612598

有機EL素子

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 伊藤 洋二 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-229009
公開番号(公開出願番号):特開2001-155860
出願日: 2000年07月28日
公開日(公表日): 2001年06月08日
要約:
【要約】【課題】 積層発光層タイプの有機EL(エレクトロルミネッセンス)素子において、印加電流量の変化や発光時間の経過に伴う発光色の色度変化を防止する。【解決手段】 有機EL素子100は、陽極2と陰極6との間に有機化合物を含む発光層4が挟持されてなり、発光層4は、正孔輸送性材料を母材として第1の蛍光材料が含有されている正孔輸送性発光層4aと、電子輸送性材料を母材として第2の蛍光材料が含有されている電子輸送性発光層4bとが直接接して積層され、両発光層4a、4bを同時に発光させるものである。ここで、正孔輸送性発光層4aと電子輸送性発光層4bとの発光色の発光スペクトルが互いに略同じになるように、第1及び第2の蛍光材料を共に2種類以上の蛍光材料よりなるものとする。
請求項(抜粋):
陽極(2)と陰極(6)とからなる一対の電極(2、6)間に有機化合物を含む発光層(4)を配置した有機EL素子において、前記発光層(4)を、第1の蛍光材料が添加された正孔輸送性材料を母材とす正孔輸送性発光層(4a)と、第2の蛍光材料が添加された電子輸送性材料を母材とする電子輸送性発光層(4b)と、により構成し、前記正孔輸送性発光層(4a)と前記電子輸送性発光層(4b)とを同時に発光させてこれら両発光層からの発光色を混色として認識させるようにし、前記正孔輸送性発光層(4a)から発光される発光色の発光スペクトルと前記電子輸送性発光層(4b)から発光される発光色の発光スペクトルとが略同じになるように、前記正孔輸送性発光層(4a)及び前記電子輸送性発光層(4b)の前記第1の蛍光材料、第2の蛍光材料は共に2種類以上の蛍光材料よりなることを特徴とする有機EL素子。
IPC (7件):
H05B 33/12 ,  C09K 11/06 602 ,  C09K 11/06 610 ,  C09K 11/06 635 ,  C09K 11/06 650 ,  H05B 33/14 ,  H05B 33/22
FI (8件):
H05B 33/12 C ,  C09K 11/06 602 ,  C09K 11/06 610 ,  C09K 11/06 635 ,  C09K 11/06 650 ,  H05B 33/14 A ,  H05B 33/22 D ,  H05B 33/22 B
Fターム (8件):
3K007AB00 ,  3K007CA01 ,  3K007CB01 ,  3K007CB03 ,  3K007DA00 ,  3K007DB03 ,  3K007EB00 ,  3K007FA01
引用特許:
審査官引用 (4件)
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