特許
J-GLOBAL ID:200903023259261800

基準電圧発生回路

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 足立 勉
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-204552
公開番号(公開出願番号):特開平9-050325
出願日: 1995年08月10日
公開日(公表日): 1997年02月18日
要約:
【要約】【課題】 MOS型電界効果トランジスタを用いて構成した基準電圧発生回路において、設定された抵抗値を変更することなく、基準電圧の温度係数を調整可能にする。【解決手段】 出力端子と非反転及び反転入力端子との間に抵抗R1,R2が接続された演算増幅器10と、抵抗R3を介して反転入力端子に接続されたMOSトランジスタTr1と、並列接続された複数の調整用トランジスタを備え、外部からの制御信号Ci(i=1〜n)に従い、調整用トランジスタの導通数を変化させて抵抗R1に流れる電流を変化させる温度係数調整回路12aとにより構成されている。抵抗R1〜R3が固定されていても、温度係数調整回路12aにて調整用トランジスタの導通数を変化させ回路特性を変化させることで、基準電圧Voの温度係数を調整できる。
請求項(抜粋):
外部装置に対して所定の基準電圧を出力するための演算増幅器と、該演算増幅器の出力端子と非反転入力端子との間に接続された第1の抵抗と、上記演算増幅器の出力端子と反転入力端子との間に接続された第2の抵抗と、一端が上記非反転入力端子に接続されると共に他端が接地され、上記第1の抵抗に上記出力端子側から上記非反転入力端子側に向けて電流を流す第1の半導体回路と、一端が上記反転入力端子に接続された第3の抵抗と、一端が該第3の抵抗の上記反転入力端子とは反対側に接続されると共に他端が接地され、上記第2の抵抗に上記出力端子側から上記反転入力端子側に向けて電流を流す第2の半導体回路と、を備え、上記演算増幅器が、上記第1及び第2の半導体回路の両端電圧の差と上記第3の抵抗の抵抗値とに基づいて上記第2及び第3の抵抗に流れる電流により誘起される上記第2の抵抗の両端電圧と、上記第1の半導体回路による非反転入力端子への印加電圧との加算値を、出力端子から上記基準電圧として出力する基準電圧発生回路において、上記第1及び第2の半導体回路をMOS型電界効果トランジスタにて構成し、しかも、上記第1及び第2の半導体回路の少なくとも一方を、外部からの制御信号により導通,非導通が制御され、導通時に所定電流を流すスイッチング回路を複数並列接続してなる調整回路として構成し、該調整回路に流れる電流値を、上記制御信号にて上記スイッチング回路の導通数を制御することにより、調整可能としたことを特徴とする基準電圧発生回路。
引用特許:
出願人引用 (2件)
  • 特開平3-242715
  • 基準電圧発生回路
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-083672   出願人:三菱電機株式会社
審査官引用 (2件)
  • 特開平3-242715
  • 基準電圧発生回路
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-083672   出願人:三菱電機株式会社

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