特許
J-GLOBAL ID:200903023263816205

波形等化回路

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-097984
公開番号(公開出願番号):特開平10-275423
出願日: 1997年03月31日
公開日(公表日): 1998年10月13日
要約:
【要約】【課題】 複数チャンネルの信号に応じた波形等化を行う。【解決手段】 トランスバーサル型フィルタを用いた波形等化回路において、ディジタル情報信号の信号成分の相関を利用した最尤検出によって、このフィルタの出力から最も確からしいディジタル情報を仮判別する仮判別手段と、これに基づく振幅誤差に応じた値を出力する誤差演算手段と、ディジタル情報信号とその遅延信号とを夫々保持選択する保持選択手段と、誤差演算手段から出力した振幅誤差と保持選択手段から出力した信号値とを乗算し、これに基づいてこのフィルタのタップ係数を更新する更新手段とを備え、複数のチャンネルのディジタル情報信号のチャンネルが交互に切り替わる際、更新手段は、複数のチャンネルのディジタル情報信号に応じて得たタップ係数を保持し、チャンネルの切換えに応じて保持されたタップ係数のうち該チャンネルに対応する係数を更新する。
請求項(抜粋):
複数チャンネルのデータが交互に伝送されたディジタル情報信号の遅延出力を、夫々適応的に制御される複数のタップ係数による乗算によって重み付けして加算することによりこのディジタル情報信号の符号間干渉を抑圧するトランスバーサル型フィルタを用いた波形等化回路において、前記したディジタル情報信号の信号成分の相関を利用した最尤検出によって前記トランスバーサル型フィルタの出力から最も確からしいディジタル情報を仮判別する仮判別手段と、この仮判別手段の仮判別結果に基づく振幅誤差に応じた値を出力する誤差演算手段と、前記ディジタル情報信号とその遅延信号とを夫々保持選択する保持選択手段と、前記誤差演算手段から出力した振幅誤差と前記保持選択手段から出力した信号値とを乗算し、その結果に基づいて前記トランスバーサル型フィルタのタップ係数を更新する更新手段とを備え、複数のチャンネルからなるディジタル情報信号のチャンネルが交互に切換わる際、前記更新手段は、切換わる個々のチャンネルのディジタル情報信号に応じて得たタップ係数を保持し、チャンネルの切換えに応じて保持されたタップ係数のうち該チャンネルに対応する係数に前記フィルタのタップ係数を更新することを特徴とする波形等化回路。
IPC (4件):
G11B 20/10 321 ,  H03H 15/00 ,  H03H 17/02 601 ,  H04B 3/06
FI (4件):
G11B 20/10 321 A ,  H03H 15/00 ,  H03H 17/02 601 D ,  H04B 3/06 C
引用特許:
審査官引用 (1件)

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