特許
J-GLOBAL ID:200903023284534838

免震建物の施工法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 柳田 良徳 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-185571
公開番号(公開出願番号):特開平11-030053
出願日: 1997年07月10日
公開日(公表日): 1999年02月02日
要約:
【要約】【課題】 工期短縮を実現できる免震建物の施工法を提供する。【解決手段】 本施工法は、建物の下部基礎4の上に免震装置2を介して上部基礎3を設置した構造の免震建物の施工法において、上半部を建物の地下階の本設柱として使用し且つ下半部を杭として使用する構真柱1の中間部に免震装置2を挿入し、免震装置の上側の構真柱1aと下側の構真柱1bとを水平方向への相対移動を阻止する仮固定ボルト6で仮固定し、その上で構真柱1を地盤に施工する工程と、構真柱で重量を支持しながら建物の1階床梁を施工する工程と、1階床梁を含めて順次各階床梁で山留壁を支持しながら建物の地下階を逆打ち工法で施工し、地下最下階の施工時に上部基礎と下部基礎を打設する工程と、それに合わせて免震装置の仮固定を解除すると共に、地下各階床梁と山留壁とを分離する工程とからなる。
請求項(抜粋):
上半部を建物の地下階の本設柱として使用し且つ下半部を杭として使用する構真柱の中間部で杭として使用する部分の上に予め免震装置を挿入すると共に、該免震装置の上側の構真柱と下側の構真柱とを水平方向への相対移動を阻止する仮固定手段で仮固定して、その上で構真柱を地盤に埋設施工する工程と、該工程後に前記構真柱に支持を取って建物の1階床梁を施工する工程と、該工程後に建物の地下階を施工する工程と、地下階の施工に合わせて前記仮固定手段による免震装置の上側の構真柱と下側の構真柱との仮固定を解除する工程とからなることを特徴とする免震建物の施工法。
引用特許:
審査官引用 (1件)

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