特許
J-GLOBAL ID:200903023298207015
免疫細胞を含む3次元膣組織モデル
発明者:
,
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
葛和 清司
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2004-511453
公開番号(公開出願番号):特表2005-530500
出願日: 2003年05月21日
公開日(公表日): 2005年10月13日
要約:
空気-液体界面で培養される、膣上皮細胞および免疫細胞からなる子宮頚-膣組織相当物が開示される。組織相当物は、ウイルス(例えばHIV)、バクテリア、寄生虫または真菌などの性感染病原体に感染することができる。組織相当物はまた、アレルギー型反応または刺激型反応を行うことができる。組織相当物は、有核基底層細胞および有核基底上層細胞を有し、さらに、漸次的にグリコーゲンの含有量を増加させ、かつ核の含量を減少させる基底上層の外側に、細胞層を有することにより特徴づけられる。組織相当物の免疫細胞は、最初に基底層および基底上層に位置している。また、組織相当物を作製するための方法が開示される。本方法は、膣上皮細胞および免疫細胞を提供すること、細胞を多孔性支持体上に播種すること、および、分化に適切な条件下、空気-液体界面で共培養することを含む。開示されるかかる方法の1つは、無血清培地における組織相当物の作製である。組織相当物が形成される特定の細胞、およびまた組織相当物が生成される培地の特定の好ましい成分が提供される。また、ここで開示される方法によりつくられた子宮頚-膣組織相当物も開示される。
請求項(抜粋):
膣上皮細胞および免疫細胞からなる、空気-液体界面で培養された、子宮頚-膣組織相当物。
IPC (1件):
FI (2件):
Fターム (14件):
4B024AA01
, 4B024AA14
, 4B024CA01
, 4B024CA11
, 4B024HA14
, 4B065AA93X
, 4B065AA94X
, 4B065AC20
, 4B065BB32
, 4B065BB34
, 4B065BC41
, 4B065CA44
, 4B065CA46
, 4B065CA60
引用特許:
引用文献:
審査官引用 (7件)
-
Vaccine, 2001, Vol.19, pp.2557-2564
-
Int. J. Cancer, 1993, Vol.53, pp.872-879
-
Am. J. Pathol., 1992, Vol.140, No.1, pp.167-177
-
J. Invest. Dermatol., 1993, Vol.100, No.1, pp.40-46
-
Nature Med., 2000, Vol.6, No.4, pp.475-479
-
Environ. Health Perspect., 1989, Vol.80, pp.109-116
-
Exp. Dermatol., 200202, Vol.11, No.1, pp.59-74
全件表示
前のページに戻る