特許
J-GLOBAL ID:200903023332107530

深絞り成形用アルミニウム基合金板の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 志賀 正武 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-142791
公開番号(公開出願番号):特開平10-330898
出願日: 1997年05月30日
公開日(公表日): 1998年12月15日
要約:
【要約】【課題】 熱間圧延工程の全工程にシングルミルのリバース式熱間粗圧延機を用いて、深絞り成形時に耳率を大幅に低減できるばかりでなく、製缶時にネックの縮径率を大きくしてもネック耳が生じにくい深絞り成形用アルミニウム基合金板を得る。【解決手段】 アルミニウム基合金鋳塊を?@均熱工程で520〜610°Cに加熱、?A熱間圧延工程で熱間圧延終了時の板材温度280〜350°Cとなるように熱間圧延、?B第一冷間圧延工程で圧延率60〜90%に冷間圧延、?C第一中間焼鈍工程で250〜280°Cに2〜24時間焼鈍、?D第二冷間圧延工程で圧延率5〜30%に冷間圧延、?E第二中間焼鈍工程で270〜350°Cに2〜24時間焼鈍、?F第三中間焼鈍工程で400〜600°Cに2〜60秒間焼鈍、次いで?G最終冷間圧延工程で圧延率70〜90%に冷間圧延する。
請求項(抜粋):
アルミニウム基合金の鋳塊からアルミニウム基合金板を製造するに際して、順次、?@均熱工程において、前記アルミニウム基合金鋳塊を、520〜610°Cの範囲内の均質化温度に加熱して均質化し、?A熱間圧延工程において、前記の均質化されたアルミニウム基合金鋳塊を熱間圧延して板材を形成し、熱間圧延終了時の板材温度を、280〜350°Cの範囲内でこの板材が再結晶しない温度範囲に調節し、?B第一冷間圧延工程において、前記熱間圧延終了後の板材を、圧延率が60〜90%の範囲内となるように冷間圧延し、?C第一中間焼鈍工程において、前記冷間圧延後の板材を、焼鈍温度が250〜280°Cの範囲内、焼鈍時間が2〜24時間の範囲内で焼鈍し、?D第二冷間圧延工程において、前記第一中間焼鈍後の板材を、圧延率が5〜30%の範囲内となるように冷間圧延し、?E第二中間焼鈍工程において、前記第二冷間圧延後の板材を、焼鈍温度が270〜350°Cの範囲内、焼鈍時間が2〜24時間の範囲内で焼鈍し、?F第三中間焼鈍工程において、前記第二中間焼鈍後の板材を、焼鈍温度が400〜600°Cの範囲内、焼鈍時間が2〜60秒間の範囲内で焼鈍し、次いで?G最終冷間圧延工程において、前記第三中間焼鈍後の板材を、圧延率が70〜90%の範囲内となるように冷間圧延することを特徴とする深絞り成形用アルミニウム基合金板の製造方法。
IPC (15件):
C22F 1/04 ,  B21B 3/00 ,  C22C 21/00 ,  C22C 21/06 ,  B21D 22/20 ,  C22F 1/00 623 ,  C22F 1/00 630 ,  C22F 1/00 682 ,  C22F 1/00 683 ,  C22F 1/00 684 ,  C22F 1/00 685 ,  C22F 1/00 686 ,  C22F 1/00 691 ,  C22F 1/00 ,  C22F 1/00 694
FI (17件):
C22F 1/04 C ,  B21B 3/00 J ,  C22C 21/00 L ,  C22C 21/06 ,  B21D 22/20 E ,  C22F 1/00 623 ,  C22F 1/00 630 K ,  C22F 1/00 682 ,  C22F 1/00 683 ,  C22F 1/00 684 A ,  C22F 1/00 685 Z ,  C22F 1/00 686 B ,  C22F 1/00 691 B ,  C22F 1/00 691 C ,  C22F 1/00 691 A ,  C22F 1/00 694 A ,  C22F 1/00 694 B
引用特許:
審査官引用 (2件)

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