特許
J-GLOBAL ID:200903023349547991

携帯型電子機器の放熱構造

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 岩佐 義幸
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-163788
公開番号(公開出願番号):特開平11-017373
出願日: 1997年06月20日
公開日(公表日): 1999年01月22日
要約:
【要約】【課題】 特に携帯型パソコン等にあって、搭載バッテリの電力を消費して使用時間を短期化する従来からの回転駆動式冷却ファンを設けずに済み、簡潔構造で十分な放熱効果が得られるようにする。【解決手段】 例えば携帯型パソコンのパソコン本体10に対してLCDによる表示パネル12が開閉可能にヒンジ結合され、入力キー等が配列された操作部11を開放および閉塞保護する。表示パネル12のヒンジ結合部の近傍では、すなわち使用者の操作部11の操作が及ばない距離のパソコン本体10上には、内部で発生した熱を誘引可能な放熱プレート20が設けられ、この放熱プレート20上面に複数の放熱フィン21が支軸ピンにより回動可能に支持され、バネ材によって放熱フィン21を立姿勢になる方向へ付勢している。放熱フィン21は、表示パネル12の閉動作、あるいは使用者の操作によりバネ材に抗して立姿勢から押し下げられ、放熱プレート20の面にほぼ面一に横臥姿勢で収納される。
請求項(抜粋):
入力キーを含む各種操作キーおよび釦よりなる操作部を備えた機器本体と、この機器本体に開閉可能にヒンジ結合されて前記操作部を開放および閉塞保護する表示部付きの表示パネルと、前記機器本体の上面に設けられてこの機器本体の内部で発生した熱を誘引可能な放熱プレートと、この放熱プレート上面に支軸ピンを介して一端部がヒンジ結合されて、その放熱プレートの上面にほぼ直角の立姿勢位置からほぼ平行な横臥姿勢位置の間を回動可能な複数の放熱フィンと、この放熱フィンを前記立姿勢位置に向かって付勢するバネ材と、を備えていることを特徴とする携帯型電子機器の放熱構造。
IPC (2件):
H05K 7/20 ,  H05K 5/03
FI (2件):
H05K 7/20 G ,  H05K 5/03 C
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開平1-089396
  • 強制空冷システム
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平3-205512   出願人:株式会社富士通ゼネラル

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