特許
J-GLOBAL ID:200903023381329327

流れ場の変化の影響を受け難い空気流計測システム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (6件): 社本 一夫 ,  小野 新次郎 ,  小林 泰 ,  千葉 昭男 ,  富田 博行 ,  竹内 茂雄
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2007-515039
公開番号(公開出願番号):特表2008-500533
出願日: 2004年10月25日
公開日(公表日): 2008年01月10日
要約:
【課題】空気流センサ(12)と、全空気流(28)の一部を集めてセンサに対して加速するための空気流調整装置(122)とを含む、ダクト(116)内の空気の流量を計測するためのシステム(100)を提供する。【解決手段】調整装置(122)は、ノズル、好ましくはベンチュリを形成する2つの向き合った収斂する壁(126a、126b)を含む。センサは、ノズルのスロート(132)に配置される。ベンチュリ壁(126a、126b)の表面にはテクスチャーが設けられており、これにより、壁の表面近くの境界層(136a、136b)をトリップして乱流にし、空気の迎え角が軸線方向から大幅に外れていても、流れる空気が壁に取り付けられたままにする。壁のテクスチャーは、ランダムであってもよいし、所定のパターン(180、182、184、186、188、190、192、194、196、198)で組織化されていてもよい。現在の好ましいトリップパターン(180)は、ゴルフボールの表面と同様の窪み(170)のアレイである。流れプロファイルにより、上流のダクト形体の変化の影響を受け難くなる。【選択図】図1
請求項(抜粋):
空気流計測システム(100、200)用の空気流コンディショナー(122、222)において、 空気流の方向で収斂した第1及び第2の壁(126a、126b、226a、226b)を含み、前記壁の表面にはテクスチャーが設けられている、空気流コンディショナー。
IPC (1件):
G01F 1/684
FI (2件):
G01F1/68 101B ,  G01F1/68 101A
Fターム (1件):
2F035EA03
引用特許:
出願人引用 (3件)
  • 米国特許公開第2001/0037678号 米国特許出願公開第2004/0055570号には、センサに近づく空気流を、本質的に、同心の中央領域及び外領域に分割し、外領域をセンサの周囲に逸らす、調整装置が開示されている。これは、中央領域が比較的層状であり、上流ダクト形体の変化による乱流の変化が、原理的に、センサを迂回する外領域で生じるという仮定に基づく。
  • 米国特許出願公開第2004/0055570号 米国特許第6,267,006号には、質量流量センサに続く円錐形区分を備えており、この区分に半径方向フィン状流れ調整エレメント(FCE)が設けられた、上流流れ調整装置が開示されている。これにより、質量流量センサに提供される空気流パターンを所定の目的で形成し、速度が均等で乱流の変動の大きさが小さい空気流を提供する。
  • 米国特許第6,267,006号 空気の上流流れの変化の影響を受け難い改良空気流計測装置が、当該技術分野で必要とされている。
審査官引用 (1件)
  • 流量センサ
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平10-127823   出願人:三菱電機株式会社

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