特許
J-GLOBAL ID:200903023401603943
誘電体磁器組成物および積層セラミックコンデンサ
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
小柴 雅昭 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-128623
公開番号(公開出願番号):特開平11-092220
出願日: 1998年05月12日
公開日(公表日): 1999年04月06日
要約:
【要約】【課題】 電界強度10kV/mmでのCR積が室温で5000Ω・F、150°Cで200Ω・F以上と高く、絶縁抵抗の電圧依存性が小さく、DCバイアス特性や絶縁耐力に優れ、温度特性がB特性およびX7R特性を満足し、耐候性能に優れ、内部電極にNiを使用した積層セラミックコンデンサを提供する。【解決手段】 セラミック層2a,2bのための誘電体磁器組成物は、{BaO}m TiO2 +M2 O3 +R2 O3 +BaZrO3 +MgO+MnO(M2 O3はSc2 O3 および/またはY2 O3 、R2 O3 はEu2 O3 、Gd2 O3 、Tb2 O3 、Dy2 O3 の少なくとも1種)系の主成分100重量部と、Li2 O-(Si,Ti)O2 -MO(MOはAl2 O3 および/またはZrO2 )またはSiO2 -TiO2 -XO(XOはBaO、CaO、SrO、MgO、ZnO、MnOの少なくとも1種)系の副成分0.2〜3.0重量部とを含有する。
請求項(抜粋):
アルカリ金属酸化物の含有量が0.02重量%以下のチタン酸バリウムと、酸化スカンジウムおよび酸化イットリウムの少なくとも一方と、酸化ユーロピウム、酸化ガドリニウム、酸化テルビウムおよび酸化ジスプロシウムの中から選ばれる少なくとも1種と、ジルコン酸バリウムと、酸化マンガンとからなり、かつ、次の組成式、{BaO}<SB>m </SB>TiO<SB>2 </SB>+αM<SB>2 </SB>O<SB>3 </SB>+βR<SB>2 </SB>O<SB>3 </SB>+γBaZrO<SB>3 </SB>+gMnO(ただし、M<SB>2 </SB>O<SB>3 </SB>はSc<SB>2 </SB>O<SB>3 </SB>およびY<SB>2 </SB>O<SB>3 </SB>の少なくとも一方、R<SB>2 </SB>O<SB>3 </SB>はEu<SB>2 </SB>O<SB>3 </SB>、Gd<SB>2 </SB>O<SB>3 </SB>、Tb<SB>2 </SB>O<SB>3 </SB>およびDy<SB>2 </SB>O<SB>3 </SB>の中から選ばれる少なくとも1種であり、α、β、γおよびgはモル比を表し、0.001≦α≦0.050.001≦β≦0.050.005≦γ≦0.060.001<g≦0.13α+β≦0.061.000<m≦1.035の範囲内にある。)で表される主成分を含有するとともに、第1の副成分をLi<SB>2 </SB>O-(Si,Ti)O<SB>2 </SB>-MO系(ただし、MOはAl<SB>2</SB>O<SB>3 </SB>およびZrO<SB>2 </SB>の少なくとも一方である。)の酸化物とし、第2の副成分をSiO<SB>2 </SB>-TiO<SB>2 </SB>-XO系(ただし、XOはBaO、CaO、SrO、MgO、ZnOおよびMnOの中から選ばれる少なくとも1種である。)の酸化物としたときに、該第1または第2の副成分のどちらか一方を、前記主成分100重量部に対して、0.2〜3.0重量部含有していることを特徴とする、誘電体磁器組成物。
IPC (3件):
C04B 35/46
, H01B 3/12 303
, H01G 4/12 358
FI (3件):
C04B 35/46 D
, H01B 3/12 303
, H01G 4/12 358
引用特許:
前のページに戻る