特許
J-GLOBAL ID:200903023403242468

土砂異常検出装置、土砂異常検出システム、及び土砂異常検出方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 前田 実 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-028995
公開番号(公開出願番号):特開2003-232043
出願日: 2002年02月06日
公開日(公表日): 2003年08月19日
要約:
【要約】【課題】 土砂災害が発生する可能性の高い箇所を早期に、高精度で検出できる土砂異常検出装置、土砂異常検出システム、及び土砂異常検出方法を提供する。【解決手段】 光ファイバ温度・歪み計測器2は、光ファイバセンサ1に第1のパルス光を入力したときに光ファイバセンサ1から出力される後方散乱光を検出することによって、光ファイバセンサ1の各位置における温度(土砂内の水分量の増加に対応して低下する指標)を計測し、光ファイバセンサ1に第2のパルス光を入力したときに光ファイバセンサ1から出力される後方散乱光を検出することによって、光ファイバセンサ1の各位置における歪み量(土砂の移動量の増加に対応して増加する指標)を計測する。そして、計測された各位置の温度と基準温度テーブルの基準温度との差(温度変動値)、及び、歪み量が、閾値の範囲内かどうかを判定し、判定結果を出力する。
請求項(抜粋):
土砂内に敷設された光ファイバセンサに入力する第1のパルス光を発生する第1のパルス光発生手段と、前記光ファイバセンサに第1のパルス光を入力したときに前記光ファイバセンサから出力される光を検出する第1の光検出手段と、土砂内に敷設された光ファイバセンサに入力する第2のパルス光を発生する第2のパルス光発生手段と、前記光ファイバセンサに第2のパルス光を入力したときに前記光ファイバセンサから出力される光を検出する第2の光検出手段と、前記第1の光検出手段からの出力信号に基づいて前記光ファイバセンサの各位置における温度を算出し、前記第1のパルス光が入力される光ファイバセンサが敷設される土砂内の温度に関する基準温度データを用いて前記算出された各位置の温度を修正し、前記修正された温度を予め決められた第1の閾値と比較し、この比較結果に基づいて前記光ファイバセンサの各位置における土砂温度の異常の有無を判定し、また、前記第2の光検出手段からの出力信号に基づいて前記光ファイバセンサの各位置における歪み量を算出し、前記算出された各位置の歪み量を予め決められた第2の閾値と比較し、この比較結果に基づいて前記光ファイバセンサの各位置における土砂移動の異常の有無を判定する中央処理手段と、前記中央処理手段の判定結果に基づく情報を出力する情報出力手段とを有することを特徴とする土砂異常検出装置。
IPC (7件):
E02D 17/20 106 ,  E02D 17/20 ESW ,  E02B 3/04 ,  G01V 9/00 ,  G08B 25/00 510 ,  G08B 25/00 ,  G08B 25/12
FI (9件):
E02D 17/20 106 ,  E02D 17/20 ESW ,  E02B 3/04 ,  G01V 9/00 F ,  G08B 25/00 510 D ,  G08B 25/00 510 F ,  G08B 25/00 510 J ,  G08B 25/00 510 K ,  G08B 25/12
Fターム (19件):
2D018AA04 ,  2D044EA07 ,  5C087AA02 ,  5C087AA03 ,  5C087AA04 ,  5C087AA08 ,  5C087AA19 ,  5C087DD02 ,  5C087DD49 ,  5C087EE05 ,  5C087EE18 ,  5C087FF19 ,  5C087FF30 ,  5C087GG14 ,  5C087GG19 ,  5C087GG24 ,  5C087GG31 ,  5C087GG37 ,  5C087GG66
引用特許:
審査官引用 (3件)

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