特許
J-GLOBAL ID:200903023407735205

環状オレフィン系樹脂からなる分析セル

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴木 俊一郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-279561
公開番号(公開出願番号):特開平8-136446
出願日: 1994年11月14日
公開日(公表日): 1996年05月31日
要約:
【要約】【目的】本発明は、光線透過率特に紫外線領域の光線透過率に優れ、耐薬品性にも優れた環状オレフィン系樹脂から形成された分析セルを提供する。【構成】本発明に係る環状オレフィン系樹脂からなる分析セルは、特定の環状オレフィン系樹脂から形成されている。この環状オレフィン系樹脂[A]は、エチレン・環状オレフィンランダム共重合体[A-1] であることが好ましい。
請求項(抜粋):
下記の[A-1] 、[A-2] 、[A-3] および[A-4] から選ばれる少なくとも1種の環状オレフィン系樹脂から形成されていることを特徴とする環状オレフィン系樹脂からなる分析セル;[A-1] エチレンと下記式[I]または[II]で表される環状オレフィンとを共重合させて得られるエチレン・環状オレフィンランダム共重合体;【化1】(式[I]中、nは0または1であり、mは0または正の整数であり、qは0または1であり、R1 〜R18ならびにRaおよびRbは、それぞれ独立に水素原子、ハロゲン原子またはハロゲンで置換されていてもよい炭化水素基であり、R15〜R18は互いに結合して単環または多環を形成していてもよく、かつ該単環または多環は二重結合を有していてもよく、またR15とR16とで、またはR17とR18とでアルキリデン基を形成していてもよい。)、【化2】(式[II]中、pおよびqは0または正の整数であり、mおよびnは0、1または2であり、R1 〜R19はそれぞれ独立に水素原子、ハロゲン原子、ハロゲンで置換されていてもよい炭化水素基またはアルコキシ基であり、R9 またはR10が結合している炭素原子と、R13が結合している炭素原子またはR11が結合している炭素原子とは直接あるいは炭素数1〜3のアルキレン基を介して結合していてもよく、またn=m=0のときR15とR12またはR15とR19とは互いに結合して単環または多環の芳香族環を形成していてもよい。)、[A-2] 上記式[I]または[II]で表される環状オレフィンの開環重合体または共重合体、[A-3] 上記開環重合体または共重合体[A-2]の水素化物、および[A-4] 上記[A-1] 、[A-2] または[A-3] のグラフト変性物。
IPC (6件):
G01N 21/03 ,  B01L 11/00 ,  C08F210/02 MJR ,  C08F232/08 MNV ,  C08F255/00 MQG ,  C08G 61/08 NLG
引用特許:
審査官引用 (1件)

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