特許
J-GLOBAL ID:200903023458262573

窒素酸化物吸収材を用いたディーゼル・エンジンからの排気の変換方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 前田 弘 (外4名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-028232
公開番号(公開出願番号):特開2000-230414
出願日: 2000年02月04日
公開日(公表日): 2000年08月22日
要約:
【要約】【課題】ディーゼル排気の比較的低温の酸化性条件中で、窒素酸化物を効率的に還元すると共に炭化水素及び一酸化炭素を酸化することが出来る触媒システムを、提供する。【解決手段】本発明は、2つの排気成分をエンジンの排気通路内に配置することによる、ディーゼル・エンジンにより生成される排気の処理方法である。酸化性ディーゼル排気に晒される第1触媒成分は、エンジンに最も近付けて配置され、貴金属を担持する担体材料から出来た窒素酸化物吸収材である。第2成分は、リーンNOx触媒で又はSCR触媒の様な、第1成分から脱離された窒素酸化物を窒素(N2)又は亜酸化窒素(N2O)へ還元することを含む、そこを通る排気を変換するいことが可能な触媒である。炭化水素又はアンモニア又は尿素の様な物質が、還元を助けるために、第2触媒の近傍に噴射されることがある。
請求項(抜粋):
リーンNOx触媒又は選択性還元触媒を有する第2触媒成分の上流に窒素酸化物吸収材料を有し、ディーゼル・エンジンの排気通路に配置された、第1触媒成分を有する、ディーゼル・エンジンの排気処理システムにおいて、上記窒素酸化物吸収材料が、(a)アルミナ、ゼオライト、ジルコニア、二酸化チタン、酸化ランタン及びそれらのいずれかの混合物からなる群より選択された多孔質担体材料、及び(b)白金、パラジウム及びロジウム又はそれらのいずれかの混合物から選択され、上記担体の重量に基き、少なくとも0.1 wt. %の貴金属から、本質的になり、上記第1成分材料に流れ込む上記ディーゼル排気が常時酸化性であり、低温において上記第1成分材料が、より高温において上記吸収材料より放出されて上記第2成分上で窒素又は亜酸化窒素へ変換される排気からの窒素酸化物を吸収する、排気処理システム。
IPC (10件):
F01N 3/20 ,  B01D 53/94 ,  B01J 20/02 ,  B01J 20/08 ,  B01J 23/42 ZAB ,  B01J 29/072 ,  F01N 3/08 ,  F01N 3/10 ,  F01N 3/28 301 ,  F01N 3/28
FI (11件):
F01N 3/20 D ,  B01J 20/02 B ,  B01J 20/08 C ,  B01J 23/42 ZAB A ,  B01J 29/072 A ,  F01N 3/08 A ,  F01N 3/08 B ,  F01N 3/10 A ,  F01N 3/28 301 C ,  F01N 3/28 301 P ,  B01D 53/36 104 A
引用特許:
審査官引用 (2件)

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