特許
J-GLOBAL ID:200903023470177735

バースト信号復調回路

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 志賀 正武
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-025748
公開番号(公開出願番号):特開平7-235956
出願日: 1994年02月23日
公開日(公表日): 1995年09月05日
要約:
【要約】【目的】 キャリア再生およびクロック再生のためのプリアンブルを共用化し、キャリア再生およびクロック再生を同時に行うことができるバースト信号復調回路を提供する。【構成】 受信するバースト信号には、特定の条件(式(1)〜(3))に基づいて決定された共用プリアンブル4(図2)が予め設定されている。キャリア再生回路31(図3)は、このプリアンブル4を用いてクロック位相に影響されずにキャリア再生をおこなう。また、このキャリア再生と並行して、クロック再生回路41(図4)は同プリアンブル4を用いてキャリア位相誤差に影響されずにクロック再生を行い、サンプルクロックHの位相が修正される。
請求項(抜粋):
ディジタル位相変調において、隣り合う2つの位相間を1シンボル毎に交互に遷移するプリアンブル信号を有するバースト信号を入力とし、前記バースト信号をそのキャリアに等しい周波数を有する局部発信信号により低域周波数に変換し、IチャンネルおよびQチャンネルの成分からなる複素信号を出力する直交検波回路と、サンプルクロックのタイミングで前記複素信号を1シンボルあたり2回以上サンプルし出力するサンプル回路と、前記サンプル回路の出力信号を1シンボル時間遅延させ出力する1シンボル遅延回路と、前記プリアンブル信号に対し、前記サンプル回路の出力信号および前記1シンボル遅延回路の各出力信号に含まれるIチャンネル成分同士およびQチャンネル成分同士を平均する平均回路と、前記平均回路の平均結果をろ波し再生キャリア信号として出力するキャリアフィルタ回路とを有するキャリア再生回路と、前記プリアンブル信号に対し、前記サンプル回路の出力の信号位相および前記1シンボル遅延回路出力の信号位相の位相差を算出し出力する複素乗算回路と、前記複素乗算回路の出力により前記サンプルクロックの識別点からのズレを推定するクロック位相推定回路と、前記クロック位相推定回路の出力に基づき前記サンプルクロックの位相を修正するタイミング修正回路とを有するクロック再生回路と、前記再生キャリア信号に基づいて前記サンプル回路の出力信号からキャリア位相誤差を除去する検波回路と、を備えたことを特徴とするバースト信号復調回路。
引用特許:
審査官引用 (3件)

前のページに戻る