特許
J-GLOBAL ID:200903023505758078

針付き縫合糸の包装用支持体

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 佐藤 辰彦 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-328349
公開番号(公開出願番号):特開2001-137250
出願日: 1999年11月18日
公開日(公表日): 2001年05月22日
要約:
【要約】【課題】縫合糸の硬さや細さに影響されることなく巻回状態を確実に維持させて縫合糸を支持することができ、しかも、縫合糸に巻癖が付くこともなく、また、取り出し容易に縫合糸を支持することができる構造簡単で安価な針付き縫合糸の包装用支持体を提供する。【解決手段】基板2に縫合糸xを巻回して保持する糸保持部3と、基板2に針wを支持する針保持部4とを備える。糸保持部3を略コ字形に切り込み13により遊離する複数の爪片5により構成する。爪片5は、内側規制部6と、上側規制部7と、外側規制部8と、先端水平部9とを備える。内側規制部6と外側規制部8との間に縫合糸xが巻回支持された後に、切り込み13の内周縁と先端水平部9の外周縁とを当接して接着する。
請求項(抜粋):
外科用針が一端に連結された縫合糸を支持する針付き縫合糸の包装用支持体であって、可撓性を有する合成樹脂により形成された平板状の基板と、該基板に形成され、該基板上において所定範囲を包囲するように前記縫合糸を巻回して保持する糸保持部と、該基板上に前記針を支持する針保持部とを備え、前記糸保持部は、前記所定範囲の外周に沿って所定間隔を存して前記基板を略コ字形に切り込みを形成することによって基端が基板に連接され且つ先端側が該基板から遊離する複数の爪片からなり、各爪片は、その基端から起立して巻回状態の縫合糸の内側を規制する内側規制部と、該内側規制部の上端から連続して前記所定範囲の外方に延びて巻回状態の縫合糸の上側を規制する上側規制部と、該上側規制部の先端から連続して下方に延びて巻回状態の縫合糸の外側を規制する外側規制部と、該外側規制部の先端から連続して前記切り込み内において前記基板と同一平面を形成し前記所定範囲の外方に延びる先端水平部とを備え、前記内側規制部と前記外側規制部との間に前記縫合糸が巻回支持された後に、前記切り込みの内周縁と前記爪片の先端水平部の外周縁とが当接して接着されてなることを特徴とする針付き縫合糸の包装用支持体。
IPC (2件):
A61B 17/06 320 ,  B65B 25/00
FI (2件):
A61B 17/06 320 ,  B65B 25/00 Z
Fターム (2件):
4C060BB27 ,  4C060BB30
引用特許:
審査官引用 (1件)

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