特許
J-GLOBAL ID:200903023512049953

ガンマカメラと共に使用するための散乱補正

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 飯田 伸行
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-261214
公開番号(公開出願番号):特開平9-145842
出願日: 1996年09月11日
公開日(公表日): 1997年06月06日
要約:
【要約】【課題】 高精度の、容易に実現でき、メモリ効率の良い、ガンマカメラと共に使用するための散乱補正方法及び装置を提供する。【解決手段】 この散乱補正方法は放射性核種の光ピークと一般に関連する第1エネルギー範囲内のガンマ放射線を検出する段階と、このガンマ放射線を示す第1カウント値を生成する段階を含む。第2及び第3エネルギー範囲内のガンマ放射線も検出され、対応するカウント値が生成される。第2、第3範囲は光ピークのそれぞれ上及び下にある。第2、第3範囲の位置はガンマカメラのエネルギー分解能に基づいて、第2、第3範囲内の放射線の予め定められたパーセントが一次放射線から生じるように、決定される。第2、第3範囲内の放射線のカウント値に基づいて、第1範囲内の散乱放射線が推定でき、第1カウント値が補正される。この方法は複数の非常に接近した光ピーク、複数の広く分散された光ピークを有する放射性核種と共に使用するのに適している。
請求項(抜粋):
ガンマカメラと共に使用するための散乱補正方法において、第1のエネルギー範囲内に入るガンマ放射線を検出する段階と、前記第1のエネルギー範囲内に入るガンマ放射線を指示する第1のカウント値を生成する段階と、第2のエネルギー範囲内に入るガンマ放射線を検出する段階と、第3のエネルギー範囲内に入るガンマ放射線を検出する段階と、前記第2及び第3のエネルギー範囲内に入るガンマ放射線を表す少なくとも第2のカウント値を生成する段階と、少なくとも前記第2のカウント値に基づいて、前記第1のエネルギー範囲内に入る散乱する放射線を表す散乱カウント値を推定する段階と、前記散乱カウント値に基づいて前記第1のカウント値を補正する段階と、を含み、前記第2のエネルギー範囲は前記第1のエネルギー範囲より下側にあり、かつエネルギーが前記第1のエネルギー範囲から分離されており、前記第3のエネルギー範囲は前記第1のエネルギー範囲より上側にあり、かつエネルギーが前記第1のエネルギー範囲から分離されていることを特徴とする散乱補正方法。
引用特許:
審査官引用 (4件)
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