特許
J-GLOBAL ID:200903023545317309

車両用シート

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 藁科 孝雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-048315
公開番号(公開出願番号):特開2000-247171
出願日: 1999年02月25日
公開日(公表日): 2000年09月12日
要約:
【要約】【目的】 前突時等の衝撃に対する着座者の下肢、腰部等の保護性を一層高める。【構成】 シートクッション26の前部の支持斜面28を移動自在に支持する固定ロッド14と、シートクッション後部を固定的に支持する可動ロッド16とが、一対のベースプレート12間に架設配置されている。可動ロッド16の挿着されるベースプレート12のガイド孔34は、後部位置34-1と前部位置34-2とを分断片36によって分断させた断続形状であり、通常の着座荷重より強い保持力のもとで、可動ロッドがこの後部位置に係止、保持されている。そして、所定の衝撃信号の入力のもとで固定ロッド14、可動ロッド16間のプリテンショナー38を牽引動作させ、これに伴う後部位置34-1から前部位置34-2への可動ロッドの移動により、シートクッションが、前部の上方移動を伴って後傾方向に強制的に揺動可能となっている。
請求項(抜粋):
前後方向に延びた一対のベースプレートが左右に離間並置され、シートクッション前部に規定された後方傾斜の支持斜面を少なくとも前方に移動自在に支持する固定ロッドが、このベースプレート間に架設、固定されるとともに、シートクッション後部を固定的に支持する可動ロッドが、前方に延びた略長孔状のガイド孔への各端末の挿着のもとで、ベースプレートの対応位置間に架設、軸支され、前記ガイド孔が、前記可動ロッドの挿着される後部位置とその前方の前部位置とを分断片によって少なくとも部分的に分断させた断続形状であり、通常の着座荷重より強い保持力のもとで、可動ロッドをこの後部位置に係止、保持可能とするとともに、このガイド孔の保持力以上の牽引力を所定の衝撃信号の入力に伴う牽引動作のもとで発生するプリテンショナーが、所定の前方固定部材と可動ロッドとの間に架設、連結され、特定以上の衝撃の入力に伴う衝撃信号の発生により前記プリテンショナーが牽引動作を呈したとき、ガイド孔の分断解除を伴う後部位置から前部位置への可動ロッドの移動のもとで、少なくともシートクッションを、前部の上方移動を伴って後傾方向に強制的に揺動可能とした車両用シート。
IPC (2件):
B60N 2/42 ,  B60N 2/10
FI (2件):
B60N 2/42 ,  B60N 2/10
Fターム (3件):
3B087CD02 ,  3B087DE08 ,  3B087DE10
引用特許:
出願人引用 (3件)

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