特許
J-GLOBAL ID:200903023580286742

ルーツ式ブロワの音響学的特性を低減する方法及び装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 笹島 富二雄 ,  小川 護晃 ,  荒木 邦夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2008-308082
公開番号(公開出願番号):特開2009-162220
出願日: 2008年12月03日
公開日(公表日): 2009年07月23日
要約:
【課題】騒音源を弱めて、サイクロイド形のヘリカルロータに本来備わっている還流の角度位置に伴う変動を抑制する。【解決手段】ヘリカルローブ頂部の線に略直角なアーチ形の経路は、一般に、自然漏洩還流が最小となるロータ角度における最大幅と最大深さで規定される。サイクロイド形のヘリカルロータを備えたルーツ式ブロワは、チャンバウォールに吸気ポート172及び排気ポートから分離されたレリーフ凹部182、184を設けたことを特徴とする。レリーフ凹部の軸方向位置は、一般に、チャンバの各壁の中央である。【選択図】図8
請求項(抜粋):
騒音を低減したルーツ式ブロワであって、 回転軸を含む平面内の平行な軸に関して相互に反対方向に回転するように形成された1対のロータと、 前記ロータ対を囲むチャンバを決定する壁を備えたブロワハウジングと、 前記チャンバの壁を貫通し、前記ロータ軸間で略等距離にある界面に関して外壁が対称を成した吸気ポートと、 前記チャンバの壁を貫通し、前記吸気ポートの位置と略対向する位置にあり外壁が前記界面に対称を成した排気ポートと、及び 前記チャンバの壁に、前記界面に関して互いに略対称に位置付けられて形成された1対のレリーフ凹部と、 を含んで構成され、 前記各ロータは、夫々、半径方向の最外位置に頂部を有し、相互に軸方向に反対巻きの螺旋として形成される複数のサイクロイド形ローブを含んで構成され、前記各ロータローブの頂部の回転により、前記ロータの軸方向の範囲で切除されて1対の円筒部分の一部が重なった形状の空洞を規定しており、 前記空洞が前記チャンバの物理的な範囲を確定し、さらに、前記チャンバの壁が略一定の空間距離だけ前記空洞から離れて位置しているルーツ式ブロワ。
IPC (2件):
F04C 18/18 ,  F04C 29/00
FI (2件):
F04C18/18 A ,  F04C29/00 C
Fターム (7件):
3H029AA06 ,  3H029AA16 ,  3H029AB01 ,  3H029BB21 ,  3H029BB31 ,  3H029CC09 ,  3H029CC28
引用特許:
出願人引用 (2件)
  • 真空ポンプ
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2006-136220   出願人:株式会社荏原製作所
  • 特開昭61-076783
審査官引用 (2件)
  • 真空ポンプ
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2006-136220   出願人:株式会社荏原製作所
  • 特開昭61-076783

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