特許
J-GLOBAL ID:200903023587923632

コレステリルエステル転移タンパク質阻害薬

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 社本 一夫 (外5名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-260180
公開番号(公開出願番号):特開2000-191645
出願日: 1999年09月14日
公開日(公表日): 2000年07月11日
要約:
【要約】【課題】 本発明は、コレステリルエステル転移タンパク質阻害薬を提供する。【解決手段】 コレステリルエステル転移タンパク質阻害薬、このような阻害薬を含有する医薬用組成物、及び高密度リポタンパク質-コレステロールを含めた特定の血漿脂質のレベルを高めるための、そして他の特定の血漿脂質(例えば、LDL-コレステロールやトリグリセリド)のレベルを下げるための、したがって低レベルのHDLコレステロール及び/又は高レベルのLDL-コレステロールとトリグリセリドによって悪化する疾患(例えば、ヒトを含めたある種の哺乳動物におけるアテローム性動脈硬化症や心臓血管疾患)を治療するための、このような阻害薬の使用。
請求項(抜粋):
式I【化1】〔式中、R1は、水素、Y、W-X、またはW-Yであって;このときWは、カルボニル、チオカルボニル、スルフィニル、またはスルホニルであり;Xは、-O-Y、-S-Y、-N(H)-Y、または-N-(Y)2であり;各結合に対するYが、独立的にZあるいは完全飽和、部分不飽和、もしくは完全不飽和の1〜10員の直鎖または枝分かれ鎖の炭素鎖であって、このとき結合炭素以外の炭素が、酸素、イオウ、及び窒素から独立的に選ばれる1個または2個のヘテロ原子で所望により置き換えられていてもよく、前記炭素が、ハロゲンで独立的に所望によりモノ置換、ジ置換、またはトリ置換されており、前記炭素がヒドロキシで所望によりモノ置換されており、前記炭素がオキソで所望によりモノ置換されており、前記イオウがオキソで所望によりモノ置換またはジ置換されており、前記窒素がオキソで所望によりモノ置換またはジ置換されており、そして前記炭素鎖がZで所望によりモノ置換されており;このときZは、酸素、イオウ、及び窒素から独立的に選ばれる1〜4個のヘテロ原子を所望により有する部分飽和、完全飽和、もしくは完全不飽和の3〜8員の環、あるいは窒素、イオウ、及び酸素から独立的に選ばれる1〜4個のヘテロ原子を所望により有することが独立的に考慮される2つの縮合した部分飽和、完全飽和、もしくは完全不飽和の3〜6員の環からなる二環式の環であり;前記Z置換基が、ハロゲン、(C2〜C6)アルケニル、(C1〜C6)アルキル、ヒドロキシ、(C1〜C6)アルコキシ、(C1〜C4)アルキルチオ、アミノ、ニトロ、シアノ、オキソ、カルボキシル、(C1〜C6)アルキルオキシカルボニル、モノ-N-(C1〜C6)アルキルアミノ、またはジ-N,N-(C1〜C6)アルキルアミノで独立的に所望によりモノ置換、ジ置換、またはトリ置換されていて、前記(C1〜C6)アルキル置換基が、ハロゲン、ヒドロキシ、(C1〜C6)アルコキシ、(C1〜C4)アルキルチオ、アミノ、ニトロ、シアノ、オキソ、カルボキシル、(C1〜C6)アルキルオキシカルボニル、モノ-N-(C1〜C6)アルキルアミノ、またはジ-N,N-(C1〜C6)アルキルアミノで独立的に所望によりモノ置換、ジ置換、またはトリ置換されており、前記(C1〜C6)アルキル置換基がさらに、1〜9個のフッ素で所望により置換されており;R3は、水素またはQであって;このときQは、完全飽和、部分不飽和、もしくは完全不飽和の1〜6員の直鎖または枝分かれ鎖の炭素鎖であって、このとき結合炭素以外の炭素が、酸素、イオウ、及び窒素から選ばれる1個のヘテロ原子で所望により置き換えられていてもよく、前記炭素が、ハロゲンで独立的に所望によりモノ置換、ジ置換、またはトリ置換されており、前記炭素がヒドロキシで所望によりモノ置換されており、前記炭素がオキソで所望によりモノ置換されており、前記イオウがオキソで所望によりモノ置換またはジ置換されており、前記窒素がオキソで所望によりモノ置換またはジ置換されており、そして前記炭素鎖がVで所望によりモノ置換されており;このときVは、酸素、イオウ、及び窒素から独立的に選ばれる1〜4個のヘテロ原子を所望により有する部分飽和、完全飽和、もしくは完全不飽和の3〜8員の環、あるいは窒素、イオウ、及び酸素から独立的に選ばれる1〜4個のヘテロ原子を所望により有することが独立的に考慮される2つの縮合した部分飽和、完全飽和、もしくは完全不飽和の3〜6員の環からなる二環式の環であり;前記V置換基が、ハロゲン、(C1〜C6)アルキル、(C2〜C6)アルケニル、ヒドロキシ、(C1〜C6)アルコキシ、(C1〜C4)アルキルチオ、アミノ、ニトロ、シアノ、オキソ、カルバモイル、モノ-N-(C1〜C6)アルキルカルバモイル、ジ-N,N-(C1〜C6)アルキルカルバモイル、カルボキシル、(C1〜C6)アルキルオキシカルボニル、モノ-N-(C1〜C6)アルキルアミノ、またはジ-N,N-(C1〜C6)アルキルアミノで独立的に所望によりモノ置換、ジ置換、トリ置換、またはテトラ置換されていて、前記の(C1〜C6)アルキル置換基または(C2〜C6)アルケニル置換基が、ヒドロキシ、(C1〜C6)アルコキシ、(C1〜C4)アルキルチオ、アミノ、ニトロ、シアノ、オキソ、カルボキシル、(C1〜C6)アルキルオキシカルボニル、モノ-N-(C1〜C6)アルキルアミノ、またはジ-N,N-(C1〜C6)アルキルアミノで独立的に所望によりモノ置換、ジ置換、またはトリ置換されており、前記の(C1〜C6)アルキル置換基または(C2〜C6)アルケニル置換基がさらに、1〜9個のフッ素で所望により置換されており;R4は、Q1またはV1であって;このときQ1は、完全飽和、部分不飽和、もしくは完全不飽和の1〜6員の直鎖または枝分かれ鎖の炭素鎖であって、このとき結合炭素以外の炭素が、酸素、イオウ、及び窒素から選ばれる1個のヘテロ原子で所望により置き換えられていてもよく、前記炭素が、ハロゲンで独立的に所望によりモノ置換、ジ置換、またはトリ置換されており、前記炭素がヒドロキシで所望によりモノ置換されており、前記炭素がオキソで所望によりモノ置換されており、前記イオウがオキソで所望によりモノ置換またはジ置換されており、前記窒素がオキソで所望によりモノ置換またはジ置換されており、そして前記炭素鎖がV1で所望によりモノ置換されており;このときV1は、酸素、イオウ、及び窒素から独立的に選ばれる1〜2個のヘテロ原子を所望により有する、部分飽和、完全飽和、もしくは完全不飽和の3〜6員の環であり;前記V1置換基が、ハロゲン、(C1〜C6)アルキル、(C1〜C6)アルコキシ、アミノ、ニトロ、シアノ、(C1〜C6)アルキルオキシカルボニル、モノ-N-(C1〜C6)アルキルアミノ、またはジ-N,N-(C1〜C6)アルキルアミノで独立的に所望によりモノ置換、ジ置換、トリ置換、またはテトラ置換されていて、前記(C1〜C6)アルキル置換基が、オキソで所望によりモノ置換されており、前記(C1〜C6)アルキル置換基がさらに、1〜9個のフッ素で所望により置換されており;R3がVを含んでいるか、あるいはR4がV1を含んでいなければならず;R5、R6、R7、及びR8は、互いに独立的に水素、ヒドロキシ、またはオキシであり、前記オキシが、Tあるいは部分飽和、完全飽和、もしくは完全不飽和の1〜12員の直鎖または枝分かれ鎖の炭素鎖で置換されており、このとき結合炭素以外の炭素が、酸素、イオウ、及び窒素から独立的に選ばれる1個または2個のヘテロ原子で所望により置き換えられていてもよく、前記炭素が、ハロゲンで独立的に所望によりモノ置換、ジ置換、またはトリ置換されており、前記炭素がヒドロキシで所望によりモノ置換されており、前記炭素がオキソで所望によりモノ置換されており、前記イオウがオキソで所望によりモノ置換またはジ置換されており、前記窒素がオキソで所望によりモノ置換またはジ置換されており、そして前記炭素鎖がTで所望によりモノ置換されており;このときTは、酸素、イオウ、及び窒素から独立的に選ばれる1〜4個のヘテロ原子を所望により有する部分飽和、完全飽和、もしくは完全不飽和の3〜8員の環、あるいは窒素、イオウ、及び酸素から独立的に選ばれる1〜4個のヘテロ原子を所望により有することが独立的に考慮される2つの縮合した部分飽和、完全飽和、もしくは完全不飽和の3〜6員の環からなる二環式の環であり;前記T置換基が、ハロゲン、(C1〜C6)アルキル、(C2〜C6)アルケニル、ヒドロキシ、(C1〜C6)アルコキシ、(C1〜C4)アルキルチオ、アミノ、ニトロ、シアノ、オキソ、カルボキシ、(C1〜C6)アルキルオキシカルボニル、モノ-N-(C1〜C6)アルキルアミノ、またはジ-N,N-(C1〜C6)アルキルアミノで独立的に所望によりモノ置換、ジ置換、またはトリ置換されていて、前記(C1〜C6)アルキル置換基が、ヒドロキシ、(C1〜C6)アルコキシ、(C1〜C4)アルキルチオ、アミノ、ニトロ、シアノ、オキソ、カルボキシ、(C1〜C6)アルキルオキシカルボニル、モノ-N-(C1〜C6)アルキルアミノ、またはジ-N,N-(C1〜C6)アルキルアミノで独立的に所望によりモノ置換、ジ置換、またはトリ置換されており、前記(C1〜C6)アルキル置換基がさらに、1〜9個のフッ素で所望により置換されている〕で示される化合物、前記化合物のプロドラッグ、前記化合物の医薬用として許容しうる塩、または前記プロドラッグの医薬用として許容しうる塩。
IPC (14件):
C07D215/42 ,  A61K 31/4706 ,  A61K 31/4709 ,  A61K 31/5355 ,  A61P 3/04 ,  A61P 3/06 ,  A61P 9/00 ,  A61P 9/10 ,  A61P 9/10 101 ,  A61P 9/12 ,  A61P 43/00 111 ,  A61P 43/00 121 ,  C07D215/44 ,  C07D401/12
FI (14件):
C07D215/42 ,  A61K 31/4706 ,  A61K 31/4709 ,  A61K 31/5355 ,  A61P 3/04 ,  A61P 3/06 ,  A61P 9/00 ,  A61P 9/10 ,  A61P 9/10 101 ,  A61P 9/12 ,  A61P 43/00 111 ,  A61P 43/00 121 ,  C07D215/44 ,  C07D401/12
引用特許:
出願人引用 (2件)
  • 特開平3-034969
  • シクロアルカノ-ピリジン類
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平9-190736   出願人:バイエル・アクチエンゲゼルシヤフト

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