透明ガスバリアフィルム

発明者： , , ,
出願人/特許権者：
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願2004-093862
公開番号（公開出願番号）：特開2005-279974
出願日： 2004年03月26日
公開日（公表日）： 2005年10月13日
要約：

【課題】優れた耐屈曲性、耐薬品性を持ち、かつ、無機薄膜層の安定性、耐久性にも優れたガスバリアフィルムを提供する。【解決手段】透明樹脂基材上に、吸水率が低く、且つ表面は親水化された有機樹脂層を形成し、さらに無機薄膜を積層させた透明ガスバリアフィルムとすること。有機樹脂層は、プラズマ処理等により容易にラジカルを発生し、表面が親水化されやすい官能基とすること。【効果】上記の様な特定の有機樹脂層を用いた透明ガスバリアフィルムは、有機樹脂層の低吸水率が低いので無機薄膜層との密着性に優れ、かつ、無機薄膜層が破壊されにくい。また、熱、屈曲などに強く、ディスプレイ用素子の材料として有用である。【選択図】図1

請求項（抜粋）：

透明樹脂基材(A)と、 3級炭素を有する置換基および/または炭素-炭素多重結合を有する置換基を含む有機樹脂層(B)と、無機薄膜層(C)とが、(A)/(B)/(C)の順の積層構造を持ち、有機樹脂層(B)の無機薄膜層(C)側表面が親水化処理され、かつ無機薄膜層(C)側表面の1μm四方の平均粗さ(Ra)が0.7nm以下、最大粗さ(Ry)が7nm以下である透明ガスバリアフィルム。

IPC (5件)：

B32B9/00 , B32B27/30 , H05B33/02 , H05B33/14 , H05B33/28

FI (5件)：

B32B9/00 A , B32B27/30 A , H05B33/02 , H05B33/14 A , H05B33/28

Fターム (33件)：

3K007AB12 , 3K007AB13 , 3K007AB18 , 3K007BA07 , 3K007CA06 , 3K007DB03 , 4F100AA01C , 4F100AA17C , 4F100AK01B , 4F100AK25B , 4F100AK25J , 4F100AK42 , 4F100AK51 , 4F100AK51J , 4F100AL06B , 4F100AR00A , 4F100BA03 , 4F100BA07 , 4F100BA10A , 4F100BA10C , 4F100EH66 , 4F100GB41 , 4F100JB01 , 4F100JB05B , 4F100JD02 , 4F100JD15 , 4F100JJ03 , 4F100JK15B , 4F100JK17 , 4F100JL00 , 4F100JM02C , 4F100JN01A , 4F100YY00B

引用特許：

出願人引用 (2件)

特開昭58-217344公報
薄膜ガスバリア性フィルム
公報種別：公開公報出願番号：特願平7-234237 出願人：三菱化学株式会社

審査官引用 (3件)

ガスバリア性積層体用基材、その製造方法、およびそれを用いたガスバリア性積層体
公報種別：公開公報出願番号：特願2001-316141 出願人：東洋インキ製造株式会社
水蒸気バリア性プラスチックフィルム
公報種別：公開公報出願番号：特願2001-243096 出願人：住友ベークライト株式会社
表面が硬化された透明樹脂基板
公報種別：公開公報出願番号：特願平4-028163 出願人：日産自動車株式会社, セントラル硝子株式会社

前のページに戻る