特許
J-GLOBAL ID:200903023789154592

深絞り性と化成処理性とに優れた高強度冷延鋼板の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 杉村 暁秀 (外5名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-234895
公開番号(公開出願番号):特開平7-090386
出願日: 1993年09月21日
公開日(公表日): 1995年04月04日
要約:
【要約】【構成】 強化成分としてSi、Mn及びPを含み、かつ炭窒化物形成成分としてNbを含有して、〔%Nb〕/〔%C〕が5〜25の関係を満たし、さらに〔%Si〕,〔%Mn〕及び〔%P〕が、次式(3〔%Si〕/28+ 200〔%P〕/31)/(〔%Mn〕/55):15〜40の関係を満足する鋼素材に、Ar3 変態点以下、500 °C以上の温度域にて潤滑を施しつつ合計圧下量が50%以上95%以下になる圧延加工を施した後、熱延板再結晶処理を施し、次いで圧下率50〜95%の冷間圧延を施し、その後に700 〜950 °Cの温度域での再結晶焼鈍を施し、引き続き浸炭処理を施す。【効果】 従来よりも格段に優れた化成処理性及び深絞り性を有する高強度冷延鋼板の製造が可能となる。
請求項(抜粋):
C:0.01wt%以下、Si:0.1 〜2.0 wt%、Mn:0.5 〜3.0 wt%、Nb:0.001 〜0.200 wt%、B:0.0001〜0.0080wt%、Al:0.03〜0.20wt%、P:0.02〜0.20wt%、S:0.05wt%以下及びN:0.01wt%以下を含み、かつ上記C、Nbは、各含有量〔%C〕,〔%Nb〕が、次式〔%Nb〕/〔%C〕:5〜25の関係を満たす条件で、さらに上記Si,Mn,Pは、各含有量〔%Si〕,〔%Mn〕及び〔%P〕が、次式(3〔%Si〕/28+ 200〔%P〕/31)/(〔%Mn〕/55):15〜40の関係を満足する条件で含有する基本成分になり、残部はFe及び不可避的不純物よりなる鋼素材に、Ar3 変態点以下、500 °C以上の温度域にて潤滑を施しつつ合計圧下量が50%以上95%以下になる圧延加工を施した後、熱延板再結晶処理を施し、次いで圧下率50〜95%の冷間圧延を施し、その後に700 〜950 °Cの温度域での再結晶焼鈍を施し、引き続き浸炭処理を施すことを特徴とする深絞り性と化成処理性とに優れた高強度冷延鋼板の製造方法。
IPC (6件):
C21D 9/48 ,  C21D 8/04 ,  C23C 8/22 ,  C22C 38/00 ,  C22C 38/12 ,  C22C 38/16
引用特許:
出願人引用 (4件)
全件表示

前のページに戻る