特許
J-GLOBAL ID:200903023816553038

色検出装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 山口 巖
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-293532
公開番号(公開出願番号):特開平10-143704
出願日: 1996年11月06日
公開日(公表日): 1998年05月29日
要約:
【要約】【課題】紙幣等の被検査物3に搬送路1上でLED4と5から交互に夫々赤外光と赤色光を照射し、透過光量を受光素子9,増幅部10,A/D変換部11を介し検出し、赤外光と赤色光との透過光量比から被検査物3の色を検出する装置で、従来、LED4,5の発光光量を予め調整した可変抵抗を固定抵抗6A,7Aに代え調整工程を無くす。【解決手段】予め被検査物3に代え基準白紙を用い、このとき検出した赤外光の透過光量と赤色光の透過光量を夫々基準白紙赤外光透過光量IRs,基準白紙赤色光透過光量RDsとしてEEPROM15に記憶しておき、被検査物について検出した赤外光の透過光量と赤色光の透過光量を手段12Aと12Bを介し、基準白紙赤外光透過光量IRsと基準白紙赤色光透過光量RDsを用いて夫々正規化し、従来相当の値に変換する。そして正規化された赤外光透過光量と赤色光透過光量との比から被検査物の色を求める。
請求項(抜粋):
被検査物に照射する所定波長の第1の光を発光する第1の発光手段と、被検査物の第1の光の照射箇所とほぼ同一の箇所に照射する、第1の光と異なる所定波長の第2の光を発光する第2の発光手段と、第1,第2の発光手段の照射に基づく被検査物の当該箇所の透過光量を受光する受光手段とからなる色検知センサを1または複数備え、色検知センサ毎に、受光手段を介し検出した第1の光の透過光量と第2の光の透過光量とから被検査物の当該箇所の色を検出する色検出装置であって、予め被検査物を基準物に置換えたときの第1の光の透過光量(以下基準第1透過光量という)及び第2の光の透過光量(以下基準第2透過光量という)を記憶する手段と、被検査物の第1の光の前記透過光量を前記基準第1透過光量で正規化すると共に、被検査物の第2の光の前記透過光量を前記基準第2透過光量で正規化する正規化手段と、この正規化された対の透過光量同士の比率から前記した被検査物の当該箇所の色を検出する手段とを備えたことを特徴とする色検出装置。
引用特許:
出願人引用 (2件)
  • 紙幣識別装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平7-251396   出願人:グローリー工業株式会社
  • 特公昭54-029397
審査官引用 (1件)
  • 紙幣識別装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平7-251396   出願人:グローリー工業株式会社

前のページに戻る