特許
J-GLOBAL ID:200903023821288164

アリール置換インデニル誘導体をリガンドとして含んだメタロセン

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 湯浅 恭三 (外5名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-157200
公開番号(公開出願番号):特開平6-100579
出願日: 1993年06月28日
公開日(公表日): 1994年04月12日
要約:
【要約】【目的】 本発明は、アリール置換インデニル誘導体をリガンドとして含んだメタロセンを提供する。【構成】 オレフィンの重合または共重合のための極めて有効な触媒系は、助触媒(好ましくはアルミノキサンもしくは担持されたアルミノキサン)および式Iで示されるメタロセンを含む。上記式中、好ましい態様においては、M1はZrまたはHfであり、R1とR2はハロゲンまたはアリールであり、R3はアルキルであり、R4〜R12はアルキルまたは水素原子であり、そしてR13は(置換された)アルキレンまたはヘテロ原子によるブリッジである。メタロセン(特にジルコノセン)を使用すると、工業的に特に関心の高い温度範囲(50〜80°C)において高い触媒活性にて、プロキラルモノマーの場合には、極めて高い分子量、極めて高いステレオタクチシティ、および極めて高い融点を有するポリマーが得られる。さらに、担持触媒系を使用することによって、反応器に対する付着物生成を防止することができる。
請求項(抜粋):
式I(式中、M1は、周期表の第IVb、Vb、またはVIb族からの金属であり;R1とR2は同一または異なっていて、水素原子、C1〜C10アルキル基、C1〜C10アルコキシ基、C6〜C10アリール基、C6〜C10アリールオキシ基、C2〜C10アルケニル基、C7〜C40アリールアルキル基、C7〜C40アルキルアリール基、C8〜C40アリールアルケニル基、OH基、またはハロゲン原子であり;2つのR3基は同一または異なっていて、水素原子、ハロゲン原子、ハロゲン化されていてもよいC1〜C10アルキル基、C6〜C10アリール基、-NR162基、-SR16基、-OSiR163基、-SiR163基、または-PR162基であって、このとき前記R16は、ハロゲン原子、C1〜C10アルキル基、またはC6〜C10アリール基であり;R4〜R12は同一または異なっていて、R3に関して規定したとおりであるか、あるいはR4〜R12の隣接基が、それらを連結する原子と一緒になって1つ以上の芳香族環または脂肪族環を形成するか、あるいはR5とR8もしくはR5とR12が、それらを連結する原子と一緒になって1つの芳香族環または脂肪族環を形成し;そしてR13は、=BR14、=AIR14、-Ge-、-O-、-S-、=SO、=SO2、=NR14、=CO、=PR14、または=P(O)R14であって、このときR14とR15は同一または異なっていて、水素原子、ハロゲン原子、C1〜C10アルキル基、C1〜C10フルオロアルキル基、C1〜C10アルコキシ基、C6〜C10アリール基、C6〜C10フルオロアリール基、C6〜C10アリールオキシ基、C2〜C10アルケニル基、C7〜C40アリールアルキル基、C7〜C40アルキルアリール基、またはC8〜C40アリールアルケニル基であるか、あるいはR14とR15が、それぞれの場合において、それらを連結する原子と一緒になって1つ以上の環を形成し、そしてM2はケイ素、ゲルマニウム、または錫である)で示される化合物。
IPC (4件):
C07F 17/00 ,  C07F 7/00 ,  C08F 4/64 ,  C08F 10/00 MFG
引用特許:
審査官引用 (8件)
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