特許
J-GLOBAL ID:200903023863479490

始動時および運転停止時の燃料電池カソード電位の低減

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 橋本 剛 ,  富岡 潔
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2004-548443
公開番号(公開出願番号):特表2006-504246
出願日: 2003年10月21日
公開日(公表日): 2006年02月02日
要約:
燃料電池スタックの各セルには、アノード37とカソード38との間に、(a)永久的な分流器(20)か、あるいは、(b)除去可能な分流器が設けられ、永久的な分流器は、別個の抵抗器(42〜44)、ダイオード(95)、寄せ集めの炭素布(65)、または、プロトン交換膜(39)を形成するイオノマー高分子混合物内の少量の導電性カーボンブラック(22)とすることができ、除去可能な分流器は、回転して燃料電池のアノードおよびカソードと接触しかつ接触しなくなることができる導電体(69)、または加熱できる形状記憶合金アクチュエータばね(90、91)により接触され得る導電体(85)などである。
請求項(抜粋):
直列に接続された燃料電池(31〜33)のスタック(30、49)を備える燃料電池システムであって、各燃料電池は、アノード(37)と、カソード(38)と、アノードとカソードとの間に配置されたプロトン交換膜(PEM)(39)と、炭素質カソード触媒支持体と、PEMに関連する金属触媒とを有しており、各燃料電池には、アノードからカソードへ電子を伝導させるための分流器(42〜44; 65; 69)が設けられ、それによって、始動および運転停止サイクルの結果としての、(1)標準水素電極に対するカソード電位と、(2)カソード支持体および触媒の腐食と、(3)燃料電池性能の低下とが低減され、各セルに設けられる分流器のコンダクタンスは、スタックのその他のセルに設けられる分流器のものと実質的に同じである、ことを特徴とする燃料電池システム。
IPC (3件):
H01M 8/24 ,  H01M 8/02 ,  H01M 8/04
FI (4件):
H01M8/24 Z ,  H01M8/02 P ,  H01M8/04 X ,  H01M8/04 Y
Fターム (9件):
5H026AA06 ,  5H026BB08 ,  5H026CX08 ,  5H026EE05 ,  5H026EE06 ,  5H026EE08 ,  5H026EE18 ,  5H027AA06 ,  5H027MM26
引用特許:
審査官引用 (4件)
全件表示

前のページに戻る