鉛蓄電池

発明者： , , ,
出願人/特許権者：
代理人 (3件)：岩橋文雄 , 内藤浩樹 , 永野大介
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願2008-056115
公開番号（公開出願番号）：特開2009-146872
出願日： 2008年03月06日
公開日（公表日）： 2009年07月02日
要約：

【課題】液口栓からの電解液の蒸発、及び電解液ミストの散逸がなく、又はセル内における異種合金が存在した場合のガス発生等による電解液の減少を抑制することができ、電解液面の低下にともないストラップ部が電解液面より露出した場合、負極板の耳部と負極ストラップとの間で生じる腐食により負極板が断線することがない鉛蓄電池を提供する。【解決手段】鉛-カルシウム合金からなる正極格子体と負極格子体を有し、蓋10に設けた液口11に装着された液口栓20を備え、前記液口栓のガス排気経路の途中に多孔体21を装着し、負極板2を接合するストラップ5の鉛合金にはアンチモンを含有せずスズを含有し、負極板耳部2aの両表面に鉛-スズ合金層を形成する。【選択図】図1

請求項（抜粋）：

鉛-カルシウム合金からなる正極格子体および負極格子体を有し、正極板と負極板とセパレータを介して配置され、同極性の極板耳部がそれぞれ正極ストラップおよび負極ストラップで集合溶接されてなる極板群が電解液に浸漬した鉛蓄電池であって、前記極板群を収納する電槽の開口部に接合された蓋に設けた液口に装着された液口栓を備え、前記液口栓のガス排気経路の途中に、5l/分のエアー送風量の時、水柱マノメータ数値が30mm以上300mm以下の範囲にある多孔性フィルタを装着し、前記液口栓には電池内のガスを電池外に排出するための排気孔が設けられた鉛蓄電池において、少なくとも前記負極板の同極性同士を接合するストラップ形成用鉛合金にはアンチモンを含まないことを特徴とする鉛蓄電池。

IPC (7件)：

H01M 2/28 , H01M 2/12 , H01M 2/32 , H01M 4/74 , C22C 11/02 , C22C 11/06 , H01M 2/36

FI (7件)：

H01M2/28 , H01M2/12 104 , H01M2/32 , H01M4/74 B , C22C11/02 , C22C11/06 , H01M2/36 101F

Fターム (24件)：

5H012AA01 , 5H012BB02 , 5H012CC03 , 5H012DD07 , 5H012DD14 , 5H012JJ10 , 5H017AA01 , 5H017BB06 , 5H017BB11 , 5H017CC05 , 5H017EE02 , 5H023AA01 , 5H023AS03 , 5H023BB03 , 5H023CC11 , 5H023CC30 , 5H043AA07 , 5H043BA12 , 5H043EA44 , 5H043EA46 , 5H043GA32 , 5H043HA05E , 5H043HA06E , 5H043KA05E

引用特許：

出願人引用 (2件)

自動車用鉛蓄電池
公報種別：公開公報出願番号：特願平6-009235 出願人：松下電器産業株式会社
特開昭63-190250号公報

審査官引用 (8件)

特開昭63-299053
自動車用鉛蓄電池
公報種別：公開公報出願番号：特願平6-009235 出願人：松下電器産業株式会社
特開昭63-239767

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