特許
J-GLOBAL ID:200903023880117381

船舶の可変周期型減揺水槽装置の制御方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 瀧野 秀雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-282355
公開番号(公開出願番号):特開2002-087379
出願日: 2000年09月18日
公開日(公表日): 2002年03月27日
要約:
【要約】【課題】 動揺検知手段による検知時間を、動揺周期10回以上又は2分間以上とし、船体横揺れデータを不規則波中の横揺れとしてフーリェ解析するのに充分な時間とすると共に、バルブ及びダンパーの制御間隔を長くして、頻繁に作動する事を防止する。【解決手段】 可変周期型減揺水槽に於いて、ダンパー及びバルブの開閉制御を行うための、船体横揺れの中心周期を求めるにあたり、動揺検知時間を10動揺周期以上又は2分間以上行い、前記船体横揺れデータをフーリェ解析して明確にした不規則波中の船体横揺れの中心周期に対し減揺水槽を制御すると共に、動揺検知時間を長くすることによりダンパー及びバルブの開閉制御の時間間隔を大きくした。
請求項(抜粋):
左右一対のウイングタンクと該一対のウイングタンク下部を連通する連結水路とを備える減揺水槽と、前記連結水路に設けられ、その開閉によって減揺水槽内部の液体の揺動周期を調整するためのダンパーと、前記ウイングタンク上部を連結する空気ダクトと、この空気ダクトに設けられ、その開閉により減揺水槽の作動・停止を制御するバルブと、船体の横揺れ角を動揺検知手段によって検出し、船体横揺れの中心(ピーク)周期を求め、前記船体横揺れの中心周期に対応する前記ダンパーおよびバルブの開閉制御信号等を出力し、前記減揺水槽を制御する中央演算制御装置とを備える可変周期型減揺水槽において、前記ダンパー及びバルブの開閉制御を行うための前記船体横揺れの中心周期を求めるにあたり、前記中央演算制御装置は、前記動揺検知を動揺周期複数回以上又は1分間以上求め、この求めた動揺データをフーリェ解析してパワースペクトルを求め、明確にした不規則波中の船体横揺れの中心周期に対し前記減揺水槽を制御すると共に、前記ダンパー及びバルブの開閉制御の時間間隔を前記動揺検知時間により大きくしたことを特徴とした船舶の可変周期型減揺水槽装置の制御方法。
引用特許:
審査官引用 (4件)
  • 特許第3048865号
  • 船舶の減揺水槽周期可変システム
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平8-290482   出願人:エヌケーケー総合設計株式会社
  • 特許第3048865号
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