特許
J-GLOBAL ID:200903023888020123
楽音符号化装置及び楽音符号化方法並びに楽音符号化プログラムを記録した記録媒体
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
梅田 勝
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-266119
公開番号(公開出願番号):特開平11-109994
出願日: 1997年09月30日
公開日(公表日): 1999年04月23日
要約:
【要約】【課題】 QMFフィルタを利用することにより、合成時にエイリアシング成分を原理的に完全に削除することが可能である。しかしながら、符号化時に圧縮率を高めるため、荒い量子化を行いデータ量の削減を行っているため、合成時にエイリアシング成分を十分に削減できず、その量子化誤差が聴覚的に知覚されてしまうという課題があった。【解決手段】 QMFフィルタの後で、時間-周波数変換部を持つ楽音符号化方式の場合、折り返し歪みとして影響しあう周波数成分の量子化誤差をも考慮し、QMFフィルタの遮断周波数を境界にした周波数成分双方の量子化誤差が同一になるように誤差の少ない方を採用するように双方の量子化方法を決定する。あるいは、周波数成分の量子化誤差から折り返し歪みの誤差を推定し、この推定される折り返し歪みの誤差が聴覚的に判別できないように周波数成分の量子化誤差を決定する楽音符号化方式を提供する。
請求項(抜粋):
楽音を入力する楽音入力部と、上記楽音入力部に入力された楽音を、QMFフィルタを用いて周波数帯域別に分割する周波数帯域分割部及び、聴覚モデルを用いて量子化幅を算出する聴覚モデル算出部と、上記周波数帯域分割部で処理された時間波形データを周波数領域のパラメータに変換する時間-周波数変換部と、上記時間-周波数変換部からの周波数領域のパラメータを上記、聴覚モデル算出部からの量子化幅に基づいて量子化する量子化部と、上記量子化部からの各種情報に基づいて符号化列を生成する符号化生成部とを、備えた楽音符号化装置において、上記量子化部からの周波数領域のパラメータの量子化誤差に関する情報に基づき、周波数領域のパラメータの量子化幅を再設定し、量子化部に量子化幅を出力する最小誤差選択部を設けたことを特徴とする楽音符号化装置。
IPC (4件):
G10L 7/04
, G10H 7/02
, G10L 9/18
, H03M 7/30
FI (4件):
G10L 7/04 G
, G10L 9/18 A
, H03M 7/30 A
, G10H 7/00 521 E
引用特許:
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