特許
J-GLOBAL ID:200903023925791356

輝度分散が大きい場面を撮像する方法および装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (7件): 深見 久郎 ,  森田 俊雄 ,  仲村 義平 ,  堀井 豊 ,  野田 久登 ,  酒井 將行 ,  荒川 伸夫
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2007-545107
公開番号(公開出願番号):特表2008-523695
出願日: 2005年12月06日
公開日(公表日): 2008年07月03日
要約:
本発明は電子撮像装置およびそのダイナミックレンジを拡張する方法である。本発明は、各ピクセルのサイトもしくはその近くに配置されるコンパレータおよびリセットトリガ回路を提供することによって撮像装置を変更するステップを備える。コンパレータは、荷電ピクセルの電圧が基準電圧に達する時にリセットメカニズムをトリガする。グローバル露光時間の間、各個別のピクセルは、それに入射する放射の輝度に応じて数回自己リセットすることができる。グローバル露光時間の終了時、各ピクセルは、最後の個別自己リセットからグローバル集積時間の終了まで残存する電圧の「残存値」のみを含む。グローバル露光時間の間に各ピクセルが経たリセットの回数を推定し決定するアルゴリズムが実施される。このリセットの回数から、アルゴリズムは真の画像を復元することができる。ピクセルリセットを用いる従来技術の方法に反して、本発明の装置は、各ピクセルがリセットされた回数をカウントし記憶する電子部品を含まない。
請求項(抜粋):
電子撮像装置のダイナミックレンジを拡張する方法であって、 a.ピクセルの1次元もしくは2次元のアレイおよび中央に配置されたセンサチップロジック領域を備えるセンサチップを提供するステップを備え、フレームのグローバル露光時間間隔はリセット信号で始まり、サンプル信号で終了し、 b.前記各ピクセルのサイトもしくはその近くに配置されるコンパレータとリセットトリガ回路とを提供するステップをさらに備えて、前記コンパレータは、荷電ピクセルの電圧が基準電圧に達する時にリセットメカニズムをトリガし、それによって前記グローバル露光時間の間に各個別のピクセルはそれに入射する放射の輝度に応じて数回自己リセットすることができ、前記グローバル露光時間の終了時に、各ピクセルは最後の個別の自己リセットから前記グローバル集積時間の終了まで残存する電圧の残存値のみを含み、 c.取得後のデータに実施されるアルゴリズムを提供するステップをさらに備え、前記アルゴリズムは、 i.時間および/もしくは空間連続性仮定および隣接ピクセル推定のルールを用いて、前記ピクセルのそれぞれについて個別のリセットの回数を決定するステップと、 ii.前記ピクセルのそれぞれについての個別のリセットの前記決定された回数と、前記ピクセルのそれぞれについての前記残存値と、基本式とを用いて、前記ピクセルのそれぞれについて真の画像値を決定するステップと、を含み、 真の画像は、前記ピクセルのそれぞれについての前記真の画像値のアレイを備え、前記アルゴリズムの使用とともに各ピクセルについての前記リセットメカニズムの組み合わせは、前記ピクセルのそれぞれがリセットされた回数をカウントし記憶する電子部品の提供を必要とすることなく、前記真の画像の決定を可能にする、 方法。
IPC (1件):
H04N 5/335
FI (2件):
H04N5/335 E ,  H04N5/335 Q
Fターム (12件):
5C024AX01 ,  5C024BX01 ,  5C024CX43 ,  5C024GX03 ,  5C024GX16 ,  5C024GX18 ,  5C024GY31 ,  5C024HX02 ,  5C024HX23 ,  5C024HX28 ,  5C024HX29 ,  5C024HX30
引用特許:
審査官引用 (5件)
全件表示

前のページに戻る