特許
J-GLOBAL ID:200903023926514240

ファイル転送プロトコル方式、方法、および記録媒体

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 京本 直樹 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-140945
公開番号(公開出願番号):特開平11-341044
出願日: 1998年05月22日
公開日(公表日): 1999年12月10日
要約:
【要約】【課題】本発明の目的は、移動体通信など不安定な通信環境を用いて安定したファイル転送を実現するプロトコルの構成を提供するものである。【解決手段】ファイル転送を行う装置1と2は、プログラム制御を行う制御部11と、ジョブID、ファイル名、ファイル属性、送信ブロック数、受信ブロック数等からなる手順状態を含む不揮発性の手順記憶域14と、データを格納する不揮発性のファイル15とから構成されている。装置1の制御部11は、装置立ち上げ時に、手順記憶域14の内容(手順状態)を読むことによりファイル転送中(ブロック転送中)かどうかを判断し、ファイル転送中であれば、再開処理の通知を行うことでファイ転送(ブロック転送)の再開を行う。また、表示操作部18からのファイル転送指示により相手側に開始通知を知らせ、ファイル転送を行う。
請求項(抜粋):
通信網に接続された複数の装置間でファイル転送を行う場合にファイルを複数のブロックに分割し転送を行うファイル転送プロトコル方式において、前記複数の装置の内の第1の装置がファイル転送元となり前記複数の装置の内の第2の装置がファイル転送先となる場合に、前記第1または第2の双方の装置は、ファイル転送を行う前に唯一の値を持つジョブIDを取り決める開始通知手段を有し、前記第1の装置は、前記開始通知手順に対する応答を前記第2の装置から受信した場合にジョブIDを含む自身の第1の手順状態を不揮発性の第1の記憶部に書き込む第1の状態記憶手段と、前記開始通知手段に対する応答を前記第2の装置から受信した場合は前記ブロック転送を始めるブロック転送開始手段と、前記ブロック転送中に前記第2の装置から前記ブロックの受信の確認がとれる度に送達確認を示す送達確認数を前記第1の手順状態の1部として前記第1の記憶部に書き込む送達確認記憶手段と、全ての前記ブロックを転送し終えた場合に全ての前記第1の手順状態を前記第1の記憶部から消去する転送元消去手段とを有し、前記第2の装置は、ジョブIDを含む自身の第2の手順状態を前記ファイル転送を行う前に不揮発性の第2の記憶部に書き込む第2の状態記憶手段と、前記ブロックを受信する度に受信したことを示す受信確認数を前記第2の手順状態の1部として第2の記憶部に書き込む受信確認記憶手段と、前記ブロックを受信する度に受信したことを前記第1の装置に返信する返信手段と、全ての前記ブロックを受信し終えた場合に前記第1の装置から終了通知を待つ受信手段と、前記終了通知を受信した後に全ての前記第2の手順状態を前記第2の不揮発性記憶部から消去する記憶消去手段とを有することを含むことを特徴とするファイル転送プロトコル方式。
IPC (5件):
H04L 12/54 ,  H04L 12/58 ,  G06F 13/00 351 ,  H04L 1/16 ,  H04L 29/08
FI (4件):
H04L 11/20 101 A ,  G06F 13/00 351 E ,  H04L 1/16 ,  H04L 13/00 307 Z
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • ファイル転送システム
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平8-073010   出願人:日立ソフトウエアエンジニアリング株式会社
  • 特開昭63-181047

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