特許
J-GLOBAL ID:200903023933776099

自動車用空調装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 碓氷 裕彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-210968
公開番号(公開出願番号):特開平8-072530
出願日: 1994年09月05日
公開日(公表日): 1996年03月19日
要約:
【要約】【目的】 エバポレータとして、チューブ部、入口タンク部及び出口タンク部を備える熱交換ユニットを多数積層して成るものを用いた自動車用空調装置で、特に冷媒がエバポレータの幅方向全長にわたって一括して分配配置されるようにしたものにおいても、エバポレータを通過する空気に大きな温度差が生じないようにする。【構成】 エバポレータに流入する空気の風速を、エバポレータの幅方向全長にわたって大きな風速分布が生じないようにする。特に蒸発器部に流入する空気の流速が最も速い部位と最も遅い部位とでその比が2.1倍以下となるようにする。
請求項(抜粋):
空気通路を成すとともに、車室内への吹出し口を有する空調ケースと、このケース内に配置され、空気を前記吹出し口より車室内に吹出すファンと、前記ケース内に配置され、ケース内を流通する空気の冷却を行うエバポレータとを備え、前記エバポレータは、入口タンク部,出口タンク部及びこの入口タンク部および出口タンク部を連通するチューブ部を有する熱交換ユニットを複数積層して成り、且つ、このユニット間に配置されユニットのチューブ部を流れる冷媒と前記ケース内を流れる空気との熱交換を促進するフィンと、前記ユニットの入口タンク部が積層して形成される入口タンクに冷媒を供給する冷媒供給部と、前記ユニットの出口タンク部が積層してなる出口タンクから冷媒を流出する冷媒流出部とを有し、前記エバポレータにおける冷媒流れを、前記冷媒供給部より前記入口タンクに流入した冷媒が、入口タンク内で全部のチューブ部に一括して分配され、かつ各チューブ部を流通した冷媒が出口タンクで一括して集合して冷媒流出部より外部へ流出するものとし、さらに前記ケース内における前記エバポレータに流入する風速分布を、前記エバポレータ表面部における風速の最も速い部分と、風速の最も遅い部分との比が2.1倍以下としたことを特徴とする自動車用空調装置。
IPC (3件):
B60H 1/32 ,  F25B 13/00 ,  F25B 39/02
引用特許:
審査官引用 (4件)
  • 車両用空調装置のクーリングユニット
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-271564   出願人:三菱重工業株式会社
  • 冷房装置用蒸発器
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平5-220029   出願人:日本電装株式会社
  • 車両用空調装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平3-248705   出願人:日本電装株式会社
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