特許
J-GLOBAL ID:200903023934155330

ニトリル又はニトロ化合物をアミンに水素化させるための連続方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (5件): 倉内 基弘 ,  風間 弘志 ,  遠藤 朱砂 ,  吉田 匠 ,  中島 拓
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2003-562072
公開番号(公開出願番号):特表2005-515250
出願日: 2003年01月20日
公開日(公表日): 2005年05月26日
要約:
本発明は、ニトリル又はニトロ官能基を含む化合物をアミン、アミノニトリル又はアミノニトロ化合物に水素化させるための方法に関するものである。本発明は、分割した形の不均質水素化触媒及び塩基性化合物の存在下でニトリル又はニトロ官能基を含む化合物をアミン又はアミノニトリル化合物に水素化させるための連続方法を提供する。この反応は、反応混合物を循環させ、水素化された生成物の一部分を触媒を引き出すことなく接線濾過を使用して分離することを可能にする外部ループを含む撹拌反応器で実施される。本発明の方法は、特に、アジポニトリルのアミノカプロニトリル/ヘキサメチレンジアミン混合物への水素化に適用される。
請求項(抜粋):
分割した形の不均質水素化触媒及び塩基性化合物の存在下にニトリル又はニトロ官能基を含む化合物をアミン又はアミノニトリル化合物に水素化させるための連続方法において、 ・撹拌反応器に、水素化されるべき反応体の第1流れ、触媒の第2流れ、塩基性化合物の第3流れ及び該反応器を水素の圧力下で保持するための水素の第4流れを供給し、 ・該反応器から、少なくとも、反応混合物からなり且つ該混合物中に分散された水素の気泡を含む第5流れを引き出し、 ・該第5流れを該反応器の底部と頂部に通じる少なくとも1個のループで循環させ、そして該反応混合物を150°C以下の温度に保持するように水素化反応で生じた熱を該第5流れによる熱交換によって取り除き、 ・該ループの一つで循環する該第5流れから、該触媒から分離された水素化物の一部分を含有する第6流れを引き出し、 ・該反応器から又は該循環ループの一つから水素化物の第7流れを引き出してこれを固液分離工程に供給し、そして触媒を含まない水素化物を含有する液体相と触媒によって形成される固体相とを回収し、該固体相を再生するために処理してから該第2触媒流れに再循環させること を特徴とする、分割した形の不均質水素化触媒及び塩基性化合物の存在下にニトリル又はニトロ官能基を含む化合物をアミン又はアミノニトリル化合物に水素化させるための連続方法。
IPC (5件):
C07C209/48 ,  B01J25/00 ,  B01J25/04 ,  B01J38/00 ,  C07C211/12
FI (5件):
C07C209/48 ,  B01J25/00 Z ,  B01J25/04 Z ,  B01J38/00 301E ,  C07C211/12
Fターム (42件):
4G069AA02 ,  4G069AA10 ,  4G069BB03A ,  4G069BC16A ,  4G069BC31A ,  4G069BC35A ,  4G069BC50A ,  4G069BC58A ,  4G069BC59A ,  4G069BC60A ,  4G069BC66A ,  4G069BC67A ,  4G069BC68A ,  4G069BC71A ,  4G069BC74A ,  4G069CB02 ,  4G069CB06 ,  4G069CB77 ,  4G069DA08 ,  4G069GA05 ,  4G069GA20 ,  4H006AA02 ,  4H006AA04 ,  4H006AC52 ,  4H006AD17 ,  4H006BA05 ,  4H006BA07 ,  4H006BA09 ,  4H006BA10 ,  4H006BA18 ,  4H006BA19 ,  4H006BA22 ,  4H006BA24 ,  4H006BA84 ,  4H006BD33 ,  4H006BD36 ,  4H006BD52 ,  4H006BD81 ,  4H006BD84 ,  4H006BE20 ,  4H039CA71 ,  4H039CB30
引用特許:
出願人引用 (8件)
  • 米国特許第5151543号明細書
  • 国際公開第93/16034号パンフレット
  • 国際公開第96/18603号パンフレット
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審査官引用 (4件)
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